
メディア
2025.5.2 [fri]
指定難病「血管炎」の発症と悪化にかかわる 「悪玉」好中球の発見
大阪大学大学院医学系研究科の西出真之講師(呼吸器・免疫内科学)、西村桂共同研究員(免疫学フロンティア研究センター免疫創薬共同研究部門)、楢﨑雅司特任教授(常勤)(先端免疫臨床応用学共同研究講座)、熊ノ郷淳総長らの研究グループは、指定難病であるANCA(アンカ/抗好中球細胞質抗体)関連血管炎について、治療開始前の患者さんから採取した白血球を用いて、世界で初めて指定難病「血管炎」の詳細な好中球1細胞解析に成功しました。その結果、刺激によって活性化しやすく、血管炎の発症と悪化にかかわる「悪玉」好中球が増えていることを発見しました。1細胞ごとの遺伝子発現の違いに基づく病気のメカニズム解明と、実臨床での再発予測に応用できる研究成果です。
詳しくは以下リンクをご覧ください。
●プレリリース:
4/24 ResOU
●報道機関:
4/24 朝日新聞
●報道日:2025年4月24日
●出演者:
楢﨑 雅司 特任教授(常勤)
先端免疫臨床応用学共同研究講座
関連リンク
→ A-20