最終更新日
2015.11.24

多目的コホート研究 (JPHC Study)

がん対策・疫学
カテゴリ

A. がん対策・疫学

概 要

「多目的コホート研究」は、厚生労働省研究班(「多目的コホートに基づくがん予防など健康の維持・増進に役立つエビデンスの構築に関する研究」主任研究者 津金昌一郎 国立がん研究センターがん予防・検診研究センター長)により、全国の保健所を中心に約10万人の地域住民から、生活習慣や健康に関する情報などを提供してもらい、15年以上にわたり追跡調査し、どのような生活習慣を持つ人が、がん、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病などになりやすいのか、なりにくいのかを検証したものです。我々の研究室ではがんと生活習慣との関連を中心に研究していますが、本研究から生活習慣病における予防ならびに危険要因を明らかにし、日本人の生活習慣病予防と健康寿命の延伸に役立てることを目的としています。