「桜だより」

  春雨に桜舞い散る京都です。が、加藤研はと言えば、一足早く筍の季節。いえ、むしろ雨後の筍と見まごうばかりに増えゆくものが幾たりか。その中の2つをご紹介させていただく所存です。

まずは人、研究室のメンバー増。メンバー紹介のページからも分かるとおり、昨年は9人(年度初めは8人)だったメンバーが、今年は既に17人。大所帯に膨れ上がったお陰で研究室内もすっかり模様替えされて、まさに4月、桜の季節を体現中。「あれ、ゴミ箱どこだ?」と戸惑うこともあるように、まだまだ慣れない新環境ではありますが、人は宝でございます。一気に宝物が倍近くに膨れ上がった加藤研、今年の成果に期待です。何せ7福神ならぬ17福神。社寺の都、京都ならではの験担ぎかもしれませぬ。

そして筍よろしく増え続けているもう1つといえば、やはり、「一家に1枚ヒトゲノムマップ」への反響を挙げないわけにはいきません。先週の一言日誌にもありますが、加藤さんを中心とした当研究室メンバー、特に加納君の頑張りが見事実った素晴らしい一品が、昨日4月14日、華々しく全国デビュー(http://stw.mext.go.jp/20060414/index.html参照)。支えて下さった沢山のご協力者の皆様、先生方のお陰なのは勿論ですが、昨年度末からの早足マラソンにも関わらず、見事な完成品を作り上げたこと、研究室内部の内輪びいきではありますが、心からの賛辞を送ってしまいます。まだ報道発表の熱覚めやらぬ15日ということをご考慮の上、身びいきの賛辞、ここは1つ暖かく受け止めていただけることを期待して、今年度初の一言日誌を締めましょう。どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

(ひがしじまじん)