「理系の女」
この4月から加藤研にお世話になっております、D1の室井と申します。
初めての一言日誌で緊張しています。
もうすぐ蛍の綺麗な季節です。
かれこれ8年ほど毎年京都の某所に見に行っております。
ところが、ついつい「あ、ルシフェラーゼが」とか思ってしまうのです。
サイエンスは常に不思議で魅力的で素晴らしいと思うのですが、
時に情緒を壊すかもしれないな、と危惧しています。
花火をみて、炎色反応だ!とか、チンダル現象だ!とか。
ただ、「所詮化学反応だろ」と思うだけなら確かに面白くないと思います。
しかし、美しさの中に秘められた科学に感動するのは、
決して悪いことではないのではないかと、自己弁護します。
楽しいこと、面白いこと、美しいこと、好きなこと。
それを詳しく知った場合に、幻滅するのではなく、
かえって感銘することもあるのではないでしょうか。
私がたとえ驚く程興醒めなことを言うようなことがあったとしても、
そういう捉え方もあるのか、と温かく見守ってもらえると嬉しいです。
皆様よろしくお願いします。
(室井かおり)