文部科学省 新学術領域研究 2019年度市民公開シンポジウム
ゲノム編集の現在地 – 社会とともにある科学研究 –
いま世界中で、「ゲノム編集」をめぐる様々なニュースが飛び交っています。学術研究の発展とともに、その枠を超えて、医療や植物・食品など、広く社会における応用が模索されているのです。
私たちは「ゲノム編集」という言葉に触れると、これまでにない全く新しい技術で、私たちの生活を大きく変えるのではないだろうか、という―不安と希望の入り混じった―イメージを抱きます。
では、「ゲノム編集」とはいったいどんな技術なのでしょうか?どのような科学研究が営まれていて、どのような応用の可能性が開かれているのでしょうか?今回のシンポジウムでは、最先端の科学に携わる方々を招き、こうした問いを市民のみなさまと一緒に考えていきます。
日時:2019年9月14日(土)13:00- 17:00 (開場:12:30)
会場:日本科学未来館 7階 未来館ホール
https://www.miraikan.jst.go.jp/guide/route/
プログラム
13:00 「開会の挨拶」
東京大学医科学研究所・生命科学連携推進協議会 井上 純一郎
13:10 「ゲノム編集とはどんな技術なのか – 基本原理と可能性 -」
広島大学大学院統合生命科学研究科・日本ゲノム編集学会 山本 卓
13:40 「ゲノム編集マウス作製と生殖医学研究への応用」
大阪大学微生物病研究所 伊川 正人
(休憩20分)
14:30 「ゲノム編集技術を用いた画期的な遺伝子治療開発と課題」
日本薬科大学薬学部・金沢工業大学 山口 照英
15:00 「市民は何を期待し、何を恐れているか……そもそもきちんと伝わっているか?」
日本科学未来館 詫摩 雅子
(休憩20分)
15:50 パネルディスカッション
指定発言①
毎日新聞論説室専門編集委員 青野 由利
指定発言②
大阪大学大学院医学系研究科・内閣府生命倫理専門調査会 加藤 和人
16:50 閉会の挨拶
加藤 和人
定員:200名 (事前申込制)
参加費:無料 (※未来館の常設展、企画展への入場は別途料金が必要です。)
参加登録: 下記のフォームから参加登録をお願いします。[事前参加登録:9月13日(金)12:00まで] 事前参加登録を締め切りました。参加ご希望の方は直接会場までお越し下さい。
主催:文部科学省新学術領域研究 学術研究支援基盤形成 生命科学連携推進協議会
共催:文部科学省新学術領域研究 学術研究支援基盤形成「先端モデル動物支援プラットフォーム」、「先端バイオイメージング支援プラットフォーム」、「先進ゲノム解析研究推進プラットフォーム」、日本ゲノム編集学会、内閣府
後援:大阪大学21世紀懐徳堂、日本科学未来館
問合せ:大阪大学大学院医学系研究科 医の倫理と公共政策学
email: symposium@eth.med.osaka-u.ac.jp