新学期になり、先日、講義の準備をお手伝いしました。
その中で、遺伝子診断について、アメリカの事例を見ました。
がんの発病の可能性が高いことがわかり、不安に思わなくていいように事前に切除手術を行った人。
糖尿病がわかり、生後すぐなのに食事制限をすることを決めた赤ちゃん一家。
若年性認知症で将来を覚悟してしまった青年。
これらの話は大変ショッキングでした。でもその後、先生が
「研究を進めていった結果、このような側面がでてくるのも事実ですが、
悲観的にならず、君たちが病気の原因を突き止め、治すこともできる」というようなことを
言われました。私にはただ悲しいと思うことしか出来なかったので、すごいなと思いました。
たとえば、医療がどんどん進歩していっているのも、当たり前のように感じていたけれど、
いろんな方面で多くの人が、地道に研究や活動をしてくれていた結果だったんだ、
と、ここで働くようになって思うようになりました。
私の仕事は全くの事務方ですが、加藤研究室のお役に立てるように頑張りたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします☆
(藤村佳子)