ゲノムひろばが始まります

6月にこの欄にひと言書いてから、なんと4ヶ月も経ってしまいました。その間、実にいろいろなことが起こり、なかなかゆっくりと日記を書く余裕が作れませんでした。実は明日から「ゲノムひろば2003」が始まります。まもなく福岡に向けて出発するのですが、その直前にひと言を書いています。この週末(11月1日、2日)の福岡を皮切りに、来週末(8日、9日)は京都、15日、16日は東京です。昨年は大いに盛り上がった「ゲノムひろば」ですが、今年はどんな風になることやら、とても楽しみです。

ゲノムひろばにあわせて、「あっとゲノム」にはノーベル賞学者 John E.Sulstonさんのインタビュービデオを載せました。彼は、これからサイエンスを志そうという若い人に向かって、ビッグサイエンスの時代でもきっと面白い(意味のある)テーマが見つかると明るく語ってくれています。法人化とか、外部評価とか、大学の周辺は騒がしいのですが、Sulstonさんのメッセージは、あらゆる分野の人に対して「落ち着いて自分のやりたいこと(自分が重要だと信じること)を進めなさい」と言っておられるように感じます。是非、多くの方に見てほしいと思います。