この2ヶ月のできごと(2)

昨日は東京でしたが、今日は一日京都にいる予定。一昨日の続きを書きます。

(4)研究室のホームページの更新ができていませんが、新しい年度に入り、研究室のメンバーが変わっています。昨年まで在籍した山岸敦さん(2002年8月~2004年3月)がJT生命誌研究館(BRH)のSICP(サイエンスコミュニケーション&プロダクション)セクターのスタッフとして就職しました。山岸さんは私のところに来る前からBRHの催しに参加しており、そもそも私が山岸さんに初めて会ったのはBRHのサマースクールでした。タイミング良く就職できたのはとても良かったと思います。
 入れ代わりに、4月からは博士課程の一年生として伊東真知子さんという方が、5月からは研究員として加藤牧菜さん(たまたま姓が同じですが私の親戚ではありません)という方が参加してくれています。伊東さんは、京都大学理学研究科の佐藤矩行さんのところでホヤのゲノム解析の研究で修士号を取ったあと、生命文化学の初めての学生として生命科学研究科に編入して来ました。佐藤研の学生として、2002年、2003年のゲノムひろばにも参加し、博士課程では科学コミュニケーションの分野で実践と研究がやりたいと張り切っています。加藤牧菜さんは、筑波大学の生物科学研究科で生命倫理の研究を行い、今年の3月に博士号を取得されました。バイオ企業の生命倫理問題への取り組みを調べる中で、科学のコミュニケーションが重要だと考えるようになったということで、山岸さんの後任として参加して下さっています。
 さらに、昨年までのホームページには登場していませんが、山本芳栄さんという方が2002年から研究支援者として研究室を支えて下さっています。
 たった4人の研究室ですが、異なるキャリアを持ったメンバーで、また、牧菜さんが東京出身であとの3人が関西出身あるいは関西が長いということで、文化的ギャップによる発見もたくさんあり、笑いでいっぱいの毎日です(もちろん、大変なこともたくさんありますが)。ホームページのメンバーのところはできるだけ早く更新する予定ですので、ご了承ください。