半年が過ぎて

 2005年度も半分が過ぎました。昨年からの伊東真知子さんに加え、4月から4人の大学院生を迎え、昨年度同様、ひたすら慌しく過ごして来た半年でした。6月から8月の特論の講義を終え、さらに夏休みも過ぎて、学生たちはなんとか各自のテーマを自分のものとして捉え、取り組むことができ始めているように思います。8月には来年の学生さんを決める大学院入試を実施し、4人の学生さんが合格しました。来年の研究室は10人以上のグループになりそうです。それから、伊東さんはめでたく国際誌に論文を発表しました。生命文化学にとっての記念すべき第一号の論文です。
 とは言え、生命文化学はまだ始まったばかり。それぞれの学生たちが最大限の力を発揮できるよう、本当に自分は十分な努力ができているか。毎日自分に問いかけながら仕事をしています。

 明日からは米国出張です。国際ハップマップ計画の会議です。その後、米国人類遺伝学会に出席し、ヒトゲノム研究の今を見てくる予定です。帰国したら報告します。