脳科学シンポ、東海大講義、岡田先生お祝い

 1月13、14日の連休には京大の時計台で行われた脳科学の倫理についてのシンポジウムに参加しました。ヒトゲノム研究が研究費の5%をELSIに振り分けたように、脳科学でも十分な社会的倫理的側面の検討が行われることを期待したいです。    

 18日は東海大学医学部での講義とセミナー。昨年から客員准教授になっています。科学コミュニケーションの重要性やヒトゲノムデータの共有に関する課題などについて話してきました。

 その帰りの19日夜、東京から直接京都木屋町に戻り、岡田節人先生の文化勲章受賞のお祝いの会に出てきました。岡田研関係の20名ほどの身内の会でした。皆が口々に述べていたのは、岡田先生が若い人を“encourage”するのがうまい、ということでした。人に会わせたり、海外の学会に連れて行ったり。改めて、それで皆が育ったのだと認識しました。    

 修士論文はいよいよ追い込みです。どうか皆が最後まで走り続けられますように。

 (まもなく博士後期課程の編入試験の出願締め切りです。生命文化学に出願しようとする人は「必ず」事前に加藤までメール等で連絡をください)