新年度が始まりました

 毎年のことで、年度末と年度初めは、どたばたのうちに過ぎていきました。とにかく5つの修士論文がすべて合格し、皆が無事卒業できたことが最もうれしいことでした。    

 5人の修士課程修了生のうち、4人は社会人となり就職し、標葉君は博士課程に進学です。就職した皆が無事勤めているか大変気になりますが、よけいな心配はせずにいずれ近況を知らせてくれるのを待つことにします。       

 4月から新人が4人加わりました。修士1年は2名。二人とも実に元気な女性ですが、一緒になるともっとパワフルな感じで、研究室がとても明るくなりそうです。       

 博士課程編入生の中川さんは、阪大から来てくれました(というより、飛び込んできた、というほうが正しいかもしれません)。以前から阪大のコミュニケーションデザインセンター(CSCD)で「サイエンスショップ」の仕事をしてきた方で、川上君、松田君、標葉君たちとも一緒になって、CSCDの平川秀幸さんと昨年度から始めたRISTEXのプロジェクトを支えてくれることを期待しています。      

 研究員の水町さんは農学研究科の博士課程を終えて、iCeMSの科学コミュニケーションのスタッフとして来て下さいました。iCeMSの研究者たちが街に出て行う(大学の外に出ることに意味があります)「iCeMSカフェ」を定期的に実施するために、加納君と一緒に仕事をしてもらいます。そう5月10日には第2回のカフェを開催します。是非、多くの人に参加してもらいたいです。       

 新しい顔ぶれで、人と人との相互作用(!)も新しくなります。是非、面白いことが多数、起こることを期待しています。僕自身は、人文研を含む自分自身の仕事、学生たちと一緒の仕事、そして、その他のいろいろな仕事をバランスよく進められるように努力していきたいと思っています。