科学技術社会論学会第22回年会(大阪大学での開催)にて

 本当に久しぶりのひとこと欄の更新です。報告したいことが多数あり、順次いろいろと書いていく予定です。今回は大学院生の学会発表についてです。2023年12月9日~10日に、大阪大学の豊中キャンパスで科学技術社会論学会の年会が開催されました。発表したのは、博士課程の大学院生の村岡悠子さんとKang Seongeunさんです。それぞれ、生殖補助医療における男性の同意についての裁判例を用いた分析、韓国と日本で低用量ピルの入手についてのtransnationalな経験をした女性に対する半構造化インタビュー調査と、とても時間と労力をかけて行った研究が、まとめの時期(村岡さんはまもなく国際誌の論文が公表)に入っており、すばらしい発表をされました。お二人はもうすぐ卒業の予定で、その後の活躍も楽しみです。