「ライフサイエンス・医療と社会」特別研究セミナー(第8回)(2015.11.14)

「ライフサイエンス・医療と社会」 第8回 特別研究セミナーを開催します。

【日時】

2015年11月14日(土)13:30~16:00

【場所】

大阪大学大学院医学系研究科附属
最先端医療イノベーションセンター棟 
3階 演習室1

【講演タイトル】

市民・患者とつくる研究参加のための新しいインフォームド・コンセント

【内容】

市民や患者による主体的な医科学研究への参加は、研究が継続的で確かなものであるためにますます重要になっている。そのためインフォームド・コンセントに関してもダイナミック・コンセント等、研究協力者主体のアプローチをとる新しい手法が開発されている。そこでは患者は自身でデータを入力する。日本でも、大阪大学やいくつかの研究機関でこの試みが始まっている。今回のセミナーでは、大阪大学とオックスフォード大学の試みを紹介し、日本で同様の関心のある方々との意見交換を行う。

【プログラム】

13:30-13:45 
 「大阪大学での試みについて」 加藤和人(大阪大学大学院医学系研究科)
13:45-14:25 
 「ダイナミック・コンセントを用いた研究協力者主体のアプローチ」
  Jane Kaye (Centre for Health, Law and Emerging Technologies (HeLEX),
  University of Oxford)

14:25-15:05 
 「RUDY システム」
  Kassim Javaid (Nuffield Department of Rheumatology, University of Oxford)
15:15-16:00 
 パネルディスカッション(登壇者は予定)
 (Jane Kaye, Kassim Javaid, 荻島 創一(東北大学東北メディカル・メガバンク
機構)、
 佐久間 淳(筑波大学)、加藤和人)

※ゲストの講演とパネルディスカッションは英語で行います。どなたでも参加でき、
 参加登録は必要ありません。

【連絡先】

加藤和人(社会医学講座・医の倫理と公共政策学分野)
電話:06-6879-3688

E-mail:info★eth.med.osaka-u.ac.jp[★を@に変えて下さい]