文部科学省 新学術領域研究 2020年度市民公開シンポジウム
がんと向き合う医学のいま
– 研究・医療・社会のコラボレーション –

研究や医療が日々発展を遂げる中で、がんへの取り組みがとても進歩していると感じる人もいれば、自分に合った治療があるか不安に思っている人もいるかもしれません。その捉え方は一人一人異なり、多種多様なものであり続けます。

では、実際に研究や医療はどのように進んでいるのでしょうか?患者として治療を受ける方々や、その家族は現在の状況をどのように受け止めているのでしょうか?がんという病気は、研究、医療、患者さんあるいは社会といった総合的な観点から考える必要があるのです。

今回のシンポジウムでは、がん治療を支える研究の意義にくわえ、医療者や患者さんの視点からの意見も紹介していきます。様々な分野でなされている努力を俯瞰的に追いかけ、社会全体としてどのように取り組んでいけばよいかを、一緒に考えていきましょう。

日時:2020年11月7日(土)13:00- 17:00 (開場:12:30)

開催形式:オンラインシンポジウム
●オンライン会議ツール「Zoom」を使用します。
●パソコン・タブレット・スマートフォンで全国どこからでもご参加いただけます。
●参加登録をいただいたメールアドレスに、「Zoom」の使い方を含む当日の参加方法の詳細をお送りします。

プログラム

13:00 開会の挨拶
  東京大学医科学研究所・生命科学連携推進協議会
  井上 純一郎
13:10 「遺伝情報も用いた大規模な疫学研究:日本人のためのがん予防法開発のために」
  愛知県がんセンター研究所がん予防研究分野
  松尾 恵太郎
13:40 「遺伝子、脳、こころ:マウスの研究からわかったこと」
  藤田医科大学総合医科学研究所システム医科学研究部門
  宮川 剛
(休憩20分)
14:30「がんゲノム医療の現状と今後の展望」
  大阪大学大学院医学系研究科がんゲノム情報学
  谷内田 真一
15:00「FAP患者の病気への思い」
  家族性大腸ポリポーシス患者と家族の会「ハーモニー・ライン」
  土井 悟
(休憩20分)
15:50 パネルディスカッション
  指定発言
  大阪大学大学院医学系研究科
  荒尾 晴惠
16:50 閉会の挨拶
  大阪大学大学院医学系研究科
  加藤 和人

定員:500名 (事前申込制)

参加費:無料

参加登録:下記のフォームから参加登録をお願いします。
登録されるメールアドレスに事務局(symposium@eth.med.osaka-u.ac.jp)から差し上げる連絡が届くよう、あらかじめ迷惑メールの設定等ご確認ください。[事前参加登録:11月6日(金)12:00まで]

主催:文部科学省新学術領域研究 学術研究支援基盤形成 生命科学連携推進協議会

共催:文部科学省新学術領域研究 学術研究支援基盤形成「先端モデル動物支援プラットフォーム」、「コホート・生体試料支援プラットフォーム」

後援:大阪大学共創機構社学共創部門、日本生命倫理学会

問合せ:大阪大学大学院医学系研究科 医の倫理と公共政策学
    email: symposium@eth.med.osaka-u.ac.jp