2020年度 第4回「ヒトゲノム研究倫理を考える会」
– パンデミック・ゲノム研究の倫理を考える –

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、2020年3月11日、世界保健機関(WHO)によりパンデミック(世界的な大流行)と宣言され、その世界的な感染拡大はいまだ収束していません。その予防・治療に関する研究は社会全体の喫緊の課題ですが、一方で、被験者保護との両立等、新たな倫理的課題等が指摘されています。今回の考える会では「パンデミック・ゲノム研究の倫理」をテーマにとりあげ、COVID-19に関するゲノム研究での倫理的課題等について考えるヒトゲノム研究倫理を考える会を開催いたします。全国どこからでも参加できるウェビナー形式で開催しますので、是非ご参加下さい。

日時:2020年12月24日(木)13:00-15:00

開催形式:ウェビナー(オンラインセミナー)
# 事前に参加登録を頂いた方に当日参加用URLをお知らせします。
# ブラウザから誰でも参加できるシステム(ユーザ登録不要)を使用します。
# パソコン・スマホで全国どこからでもご参加頂けます。

プログラム

13:00-13:05 「開会の挨拶」
  加藤 和人(大阪大学大学院医学系研究科)
13:05-13:35 「世界各地の新型コロナウイルスゲノム配列データから分かってきたこと」
  中川 草(東海大学医学部)
13:35-14:05 「ウイルスゲノム解析を用いた疫学研究の倫理とガバナンス」
  児玉 聡(京都大学大学院文学研究科)
14:05-14:15 指定発言
  武藤 香織 (東京大学医科学研究所)
14:15-15:00 質疑応答・総合討論

対象:大学・研究機関の倫理審査関係者、研究者など

参加費:無料

参加登録: 下記ページのフォームから参加登録をお願いします。
URL: https://www.genomics-society.jp/news/event/post-20201224.php/
[事前参加登録:12月23日(水)12:00まで]

主催:文部科学省科学研究費新学術領域「先進ゲノム支援」ゲノム科学と社会ユニット (GSユニット)

後援:日本生命倫理学会

問合せ:大阪大学大学院医学系研究科医の倫理と公共政策学
    email: workshop@eth.med.osaka-u.ac.jp