日英合同公開シンポジウム「AI医療への患者・市民と医療従事者の参画を考える」

概要

近年のゲノム関連技術の進歩には目覚ましいものがある。遺伝子を簡便に操作できるゲノム編集技術や、受精卵の遺伝子解析により重篤な遺伝性疾患を避ける着床前遺伝学的検査といった技術は、病気で苦しむ患者と家族に恩恵をもたらそうとしている。一方で、そうした技術をどのような対象に適用してよいのかという課題が提示されており、技術の適用は自由にすべきという意見と、そうではなく一定の規制を課すべきという意見とがある。これらの領域では、21世紀の医療はどうあるべきかという、より大きな根本的課題が提示されているとも言える。2つの領域を取り巻く現状を共有するとともに、様々な立場からの意見を聞き、将来に向けた議論を行う。

開催日時:2023年3月22日(水)16:30-19:30

開催形式:ハイブリッド開催

会場:吹田市文化会館メイシアター(小ホール)

対象:どなたでも参加いただけます

参加費:無料

 

プログラム

■シンポジウム内容(予定)

日本・イギリスの事例を交えて、AI医療の現状を語る
AIDEプロジェクト(日本・イギリス)の研究結果紹介
AIDEプロジェクトのPPIPメンバー(日本・イギリス)による経験談・対談

■講演者・パネリスト(敬称略、順不同)

土岐 祐一郎 (大阪大学大学院医学系研究科)
山本 べバリー(大阪大学大学院人間科学研究科)
加藤 和人(大阪大学大学院医学系研究科)
古結 敦士(大阪大学大学院医学系研究科)
Alex Novak(オックスフォード大学病院)
Rubeta Matin(オックスフォード大学病院)
Jane Kaye (オックスフォード大学法学部)
Nisha Shah (オックスフォード大学法学部)
Sarah Coy (オックスフォード大学法学部)
PPIPメンバー (大阪大学とオックスフォード大学)

■コメンテーター

國領 二郎(慶應義塾大学総合政策学部)

 

詳細:AIDEプロジェクト ホームページ
https://aide.osaka.jp/20230304-2/

参加登録:下記ページのフォームから参加登録をお願いします。
URL:https://bit.ly/aidepj_202303J
(登録締切:2023年3月17日 (金) 15:00まで)

主催:AIDEプロジェクト(大阪大学・オックスフォード大学)