「ライフサイエンス・医療と社会」第19回研究セミナーUSE OF GENETIC DATA BY PRIVATE PARTIES: ADDRESSING THE FOUR MAIN THREATS TO HUMAN RIGHTS

概要

ヒトゲノム解析の発展にともなって、データを利活用する主体やその使い方などの倫理的・法的・社会的側面からの議論も活発化しています。

本セミナーでは、特に民間セクターによる遺伝情報へのアクセス、それによって生じる人権に関する問い―遺伝情報が誤った形で使われる懸念―について考えます。具体的には、4つの脅威(遺伝情報の利活用、個々人やその親族のゲノム解析への関与、遺伝情報による差別、データベースと遺伝集団における平等)を同定し、分析します。この分析に基づいて、オビエド文書をはじめとする欧州の法的文書が、個人の人権をどの程度適切に解釈できているかを評価します。

開催日時:2023年7月24日(月)16:00~17:00

開催形式:オンサイト開催

会場:大阪大学(吹田)医学部 共同研7階セミナー・会議室

言語:英語

 

対象:大阪大学関係者、医学データの利活用に興味のある研究者

参加費:無料

参加登録:不要

問合せ:大阪大学医学系研究科・社会医学講座・医の倫理と公共政策学分野

電話:06-6879-3688

Emailinfo@eth.med.osaka-u.ac.jp