文部科学省 学術変革領域研究 2023年度市民公開シンポジウム 生命の動きをみて学ぶライフサイエンス -タンパク質研究の現在と細胞のダイナミズム-

生命科学研究では、日々様々な角度から新たな試みがおこなわれています。その成果として、たとえば近年、これまでは知られていなかったタンパク質の働きや活用方法が明らかになってきました。また、細胞のダイナミズムも詳細に観察することができるようになっています。
いまだ知られていない、いのちの仕組みを解き明かすために、基礎研究に携わる研究者たちは、常に新しい技術を開発しています。これは、長年に渡って積み上げられてきた知の継承が可能にするものといえます。
今回のシンポジウムでは、タンパク質をめぐる基礎研究や医療の最新の動向をご紹介すると同時に、これからの科学研究を継承していく世代である、高校生の皆さんにも議論に加わっていただきます。専門分野や世代の違いを越えて、社会と科学のありかたについて一緒に考えていきましょう。

日時:2023年10月28日(土)13:00 – 16:15

開催形式:オンラインシンポジウム
 ●オンライン会議ツール「Zoom」を使用します。
 ●パソコン・タブレット・スマートフォンで全国どこからでもご参加いただけます。
 ●参加登録をいただいたメールアドレスに、「Zoom」の使い方を含む当日の参加方法の詳細をお送りします。

プログラム

13:00 開会の挨拶
  東京大学 医科学研究所 生命科学連携推進協議会
  武川 睦寛
13:10「植物の力を利用して狙ったタンパク質を分解除去する」
  国立遺伝学研究所 遺伝メカニズム研究系
  鐘巻  将人
13:35「悪いタンパク質を壊す薬」
  東京大学大学院 薬学系研究科 タンパク質分解創薬社会連携講座
  内藤  幹彦
14:00「生体内の単一細胞の遺伝子発現を光で操作する顕微鏡技術」
  自然科学研究機構 基礎生物学研究所 超階層生物学センター
  亀井  保博
14:25 休憩
14:40 パネルディスカッション(高校生参加)
  指定発言
  科学ライター
  詫摩 雅子
16:10 閉会の挨拶
  大阪大学大学院 医学系研究科
  加藤 和人

定員:500名 (事前申込制)

参加費:無料

参加登録:下記のフォームから参加登録をお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/1LA_fi9jKGkkkmWYTwQ18BqCCrK6kqllqKTJ3q_YuwE8/edit

登録されるメールアドレスに事務局(symposium@eth.med.osaka-u.ac.jp)から差し上げる連絡が届くよう、あらかじめ迷惑メールの設定等ご確認ください。[事前参加登録:10月27日(金)12:00まで]