ご挨拶

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総合診療科 科長 山本 浩一こんにちは。総合診療科科長、山本浩一です。

総合診療科では、特定の臓器の疾患だけでは説明がつかない症状、原因不明の検査異常、複数の疾患を同時に治療する必要がある患者さんに対し、診療を提供しています。私たちは以下をモットーとして診療を行っています。

  1. 患者さんの声に耳を傾けること: 診断のつかない症状の場合、患者さんの訴えは重要な手がかりとなり得ます。患者さんの診療への期待を理解し、それに応えることで症状の改善につながります。特に初診時には、時間をかけた問診と診察を心掛けています。
  2. 臓器だけでなく人を診ること: 患者さんの様々な背景は治療方針に大きく影響を及ぼします。臓器の異常にとらわれず、患者さん全体を理解することを目指します。
  3. 診療の経過を情報共有し、診断に結びつけること: 診断が困難な症例に対しては、担当医だけでなく診療科全体で情報を共有し、解決に努めています。毎週のカンファレンスで症例の振り返りを行っています。
  4. 診療の対象を選ばないこと: どの診療科に紹介すべきか不明な患者さんは、全て総合診療科の診療対象と考えています。門戸をできるだけ広げ、患者さんや先生方の困りごとを解決することを目指しています。

超高齢社会において診療の多様化が進む中、総合診療科の重要性は一段と高まっています。我々の診療科は、老年・総合内科学を母体としており、高齢者の専門的な診療や研究能力を身につけることが可能です。(老年・総合内科学HP外部サイト

基幹病院で総合診療を担う医師やプロフェッショナルな家庭医を目指す先生方のご連絡をお待ちしております。

大阪大学医学部附属病院 総合診療科 科長 山本 浩一

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