2026.06.02 プレスリリース

B型肝炎排除へ近づく免疫応答を解明(滋野先生、小玉先生)【Hepatology Communications】

滋野聡先生(特任助教)、小玉尚宏教授らの研究グループが、B型慢性肝炎患者における血中CD14陽性単球由来のIL-1βが、血清HBs抗原低下へ関与すること及び予測因子として有用であることを示しました。

今回研究グループは、現行の治療薬である核酸アナログ製剤内服中のB型慢性肝炎患者の血中免疫細胞を単一細胞遺伝子発現解析という技術を用いて詳細に調べることで、血中免疫細胞の中でも単球の発現する炎症物質IL-1βが、HBVの排除に繋がるとされる血中HBs抗原の低下に関与していることを明らかにしました。さらに、核酸アナログ治療開始1年後の血中IL-1β値とその後の血中HBs抗原値の経過に注目し、IL-1β濃度が高ければHBs抗原が低下しやすいことを明らかにしました。

本研究成果は、2026年6月に米国科学誌「Hepatology Communications」に掲載されました。

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