大阪大学 消化器内科学 自主臨床研究
研究課題 | 表在性非乳頭部十二指腸腫瘍の臨床病理学的特徴についての検討 |
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実施期間 | 2020年3月31日まで |
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研究機関 | 大阪大学大学院医学系研究科 消化器内科学 |
主任研究者 | 大阪大学大学院医学系研究科 消化器内科学 教授 竹原徹郎 |
研究目的 | 近年、表在性非乳頭部十二指腸上皮性腫瘍に遭遇する機会が増加していますが、手術治療の侵襲性の高さや内視鏡治療の困難性、偶発症率の高さ、本邦において統一された治療方針は確立されていません。特に腺腫と診断された病変については、施設ごとに治療方針が異なっているのが現状です。そこで、本研究においては表在性非乳頭部十二指腸上皮性腫瘍の臨床病理学的特徴を検討し、内視鏡治療の適応や忍容性について明らかにすることを目的としています。 |
対象 | 2010年4月から2017年9月までに、当院で上部消化管内視鏡検査により新規に診断された表在性非乳頭部十二指腸上皮性腫瘍症例を対象とします。集積症例数はおよそ70例程度となる見込みです。 |
研究方法 | 大阪大学医学部附属病院の病理診断科のデータベースから十二指腸の腫瘍性病変を全て抽出し、そこからさらに対象となる症例を抽出します。抽出された症例について、病変識別可能コード、年齢、性別、他臓器癌合併の有無胃粘膜萎縮の有無、HP感染の有無、HP除菌歴、病変径、部位、肉眼型、前医の生検の有無、治療方法、診断時・治療時・経過観察時の内視鏡検査所見、生検や治療によって得られた病理所見などを収集し、内視鏡観察所見、病理組織学的評価、担癌率について評価を行います。 |
利用する者の範囲 | 大阪大学大学院医学系研究科の単施設研究です。 |
試料・情報の管理について 責任を有する者の 氏名または名称 |
大阪大学消化器内科学 林 義人 |
プライバシーの 保護 |
プライバシー確保のため、患者さんが特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、患者さん個人が特定されることはありません。ご自身のデータを使ってほしくないとお考えの場合は、2018年3月31日までに下記にご連絡ください。 |
本研究に関する 問い合わせ先 |
大阪大学消化器内科学 林 義人 連絡先電話番号:大阪大学消化器内科学(06-6879-3621) |


