大阪大学 消化器内科学 自主臨床研究

 
研究課題 深層学習を用いた食道癌の内視鏡画像診断についての検討
実施期間 2021年3月31日まで
研究機関 斗南病院(住吉徹哉)、国立病院機構函館病院(間部克裕)、弘前大学医学部附属病院(三上達也)、東北大学病院(小池智幸)、福島県立医科大学附属病院(引地拓人)、筑波大学附属病院(溝上裕士)、群馬大学医学部附属病院(浦岡俊夫)、千葉大学医学部附属病院(中川倫夫)、東京大学(藤城光弘、辻陽介)、国立がん研究センター中央病院(小田一郎)、東京慈恵会医科大学附属病院(炭山和毅)、順天堂大学医学部附属順天堂医院(上山浩也)、国立国際医療研究センター国府台病院(矢田智之)、虎の門病院(布袋屋修)、がん研有明病院(由雄敏之)、静岡県立静岡がんセンター(角嶋直美)、石川県立中央病院(土山寿志)、金沢大学附属病院(北村和哉)、福井県立病院(波佐谷兼慶)、滋賀医科大学(杉本光繁)、大阪大学大学院医学系研究科(竹原徹郎)、大阪市立大学大学院医学系研究科(永見康明)、市立豊中病院(西田勉)、大阪市立総合医療センター(根引浩子)、大阪急性期・総合医療センター(井上拓也)、和歌山県立医科大学(井口幹崇)、神戸大学医学部附属病院(森田圭紀)、山口大学医学部附属病院(西川潤)、周東総合病院(清時秀)、愛媛大学医学部附属病院(富田英臣)、愛媛県立中央病院(壷内栄治)、長崎大学(大仁田賢)
主任研究者 東北大学病院消化器内科 准教授 小池智幸
研究目的 早期胃癌に対する低侵襲治療であるESD施行の際に、4-9%でESD後出血を認めるとされている。さらに最近では、胃癌患者の高齢化によりESD患者における抗血栓薬の使用頻度が増加している。しかしながら、出血リスクは抗血栓薬の他にも上記のような様々な要素から成るにもかかわらず、これらのリスクを層別化するようなシステムは報告されていないのが現状である。そこで、本研究では多施設共同研究にて早期胃癌ESD後の出血関連因子を同定し、ESD直後までに得られる情報に基づいた早期胃癌ESD後出血リスクを層別化するスコアリングシステムを開発することを目的とする。
対象 2013年11月~2016年10月に当院を含めた下記研究施設で早期胃癌に対して内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が施行された方
研究方法 診療記録を閲覧しながら、患者様の個人情報を排除して、病歴、内服されている薬の種類、検査所見、治療内容、臨床経過などの医学情報の解析を実施し、出血関連因子の同定から早期胃癌ESD後出血リスクスコアリングシステムを作成する。
利用する者の範囲 東北大学のデータセンターへのデータの提供は、特定の関係者以外がアクセスできない状態で行います。東北大学で解析を行います。対応表は、当院の個人情報管理者が保管・管理します。
試料・情報の管理について
責任を有する者の
氏名または名称
大阪大学消化器内科学 林 義人
プライバシーの
保護
プライバシー確保のため、患者さんが特定できないようにデータを処理した上で研究解析を行います。また、研究結果を公表する際には、患者さん個人が特定されることはありません。ご自身のデータを使ってほしくないとお考えの場合は、2019年6月15日までに下記にご連絡ください。
本研究に関する
問い合わせ先
大阪大学消化器内科学 林 義人
連絡先電話番号:大阪大学消化器内科学(06-6879-3621)