研究課題	機械学習を用いた早期胃がんのリンパ節転移予測モデルの作成に関する研究

実施期間	2025年3月31日まで
研究機関	＜本研究参加施設および施設責任者一覧＞ 大阪大学大学院医学系研究科消化器内科学　教授　竹原徹郎 市立豊中病院　消化器内科　西田勉 大阪労災病院　消化器内科　山田拓哉 関西労災病院　消化器内科　萩原秀紀 市立伊丹病院　消化器内科　筒井秀作 箕面市立病院　消化器内科　中原征則 大阪警察病院　消化器内科　飯島英樹 大手前病院　消化器内科　笹井保孝 兵庫県立西宮病院　消化器内科　小森真人 西宮市立中央病院　消化器内科　小川弘之 大阪国際がんセンター　消化管内科　金坂卓 市立吹田市民病院　消化器内科　長生幸司 八尾市立病院　消化器内科　木津崇 済生会千里病院　消化器内科　増田栄治 JCHO大阪病院　消化器内科　金子晃 大阪急性期・総合医療センター　消化器内科　藥師神崇行 市立池田病院　消化器内科　荻山秀治 市立東大阪医療センター　消化器内科　赤松晴樹 市立貝塚病院　消化器内科　青井健司 近畿中央病院　消化器内科　柄川悟志 堺市立総合医療センター　消化器内科　北村信次 国立病院機構大阪医療センター　消化器内科　石田永
主任研究者	大阪大学大学院医学系研究科　消化器内科学　教授　竹原徹郎
研究目的	早期胃がんに対する内視鏡治療では、治療後の最終病理診断で根治基準を満たさず、非治癒切除と判定されることがあります。その場合、胃壁外のリンパ節にがんが転移をきたしている可能性があるため、追加でリンパ節郭清を伴う胃切除（外科手術）を行うことが推奨されています。しかし、非治癒切除と判定された際の実際のリンパ節転移率は10％未満であり、残りの90％の患者さんは結果的に必要性の低い外科手術を受けていることになります。 このことから、内視鏡治療で非治癒切除と判定された患者さんの中から、より選択的に追加手術の恩恵を受ける患者さんを抽出するため、精度の高いリンパ節転移予測モデルを構築することを目的としました。
対象	2010年1月～2021年12月に大阪大学医学部附属病院及び下記の研究協力病院で早期胃がんに対して外科手術もしくは内視鏡治療を受けられた方。
研究方法	本研究では外科手術や内視鏡治療を受けた多数の早期胃がん患者さんのデータを複数の病院から収集し、近年注目されているAI（人工知能）の一種である機械学習の手法を用いてリンパ節転移の予測モデルを構築します。
研究に用いる試料・情報の種類	収集する情報は、患者さんの年齢や性別、治療した胃がんの最終病理診断、リンパ節転移の有無や治療後再発の有無などです。プライバシー確保のため、上記事項は患者さんが特定できないように処理した上で研究を行います。
外部への試料・情報の提供	データセンターへのデータの提供は、特定の関係者以外がアクセスできない状態で行います。対応表は、当センターの研究責任者が保管・管理します。
試料・情報の管理について 責任を有する者の 氏名または名称	大阪大学大学院医学系研究科　消化器内科学　学内講師　林義人
お問い合わせ先	本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。 ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。 また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。 ＜照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先＞ 大阪大学大学院医学系研究科　消化器内科学　学内講師　林義人 電話番号：06-6879-3621　受付時間　AM 9:00～PM 5:00　(土日祝日を除く) 住　　所：大阪府吹田市山田丘2-2 ＜研究責任者＞ 大阪大学大学院医学系研究科　消化器内科学　教授　竹原徹郎 電話番号：06-6879-3621 住　　所：大阪府吹田市山田丘2-2 ＜研究代表者＞ 大阪大学大学院医学系研究科　消化器内科学　教授　竹原徹郎 電話番号：06-6879-3621 住　　所：大阪府吹田市山田丘2-2