大阪大学 消化器内科学 自主臨床研究

 
研究課題 胆膵内視鏡検査・関連手技の診療成績の検討
実施期間 2024年12月31日まで
研究機関 大阪大学 消化器内科学
主任研究者 竹原徹郎(大阪大学消化器内科学・教授)
研究目的 胆膵内視鏡検査として内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)と超音波内視鏡(EUS)がある。ERCP関連手技として検体採取(生検、細胞診、培養検査)、胆管結石・膵管結石除去術、胆道・膵管ドレナージ術、胆道・膵管拡張術、乳頭切開術(EST)や乳頭バルーン拡張術(EPBD)、管腔内超音波検査(IDUS)、経口胆道鏡検査(POCS)、十二指腸乳頭十二指腸腫瘍切除術(EP)などが挙げられ、またEUS関連手技としてEUS-FNAやinterventional EUS(瘻孔形成術、膵周囲嚢胞ドレナージ術、胆道・膵管ドレナージ術)、超音波内視鏡下神経叢破壊術などが挙げられます。 本研究では、当施設でこれまで行われた胆膵内視鏡検査・関連手技の診療成績を評価し、その有用性や安全性、今後の課題などを明らかにすることを目的としています。
対象 大阪大学医学部附属病院において2008年4月から2023年12月の期間に施行された胆膵内視鏡検査(ERCPおよびEUS)および胆膵内視鏡検査関連手技を施行した症例を対象としています。
研究方法 大阪大学医学部附属病院の診療録と胆膵内視鏡データベースから症例を抽出し、後ろ向きに以下の情報データを収集します(それぞれの項目は、IDや生年月日など個人を特定できる項目を除いて収集します)。 【収集項目】患者背景(年齢・性別、身長・体重、既往歴、併存疾患、嗜好歴、家族歴、内服薬に関する情報、アレルギー歴)、対象疾患背景(対象疾患、臨床症状、血液検査、画像検査(USやCT、MRI、FDG-PETなど検査・処置に関連する画像検査すべて))、検査・処置内容(前投薬や検査時間、処置に必要となった医療機器の情報など検査・処置に関連する内容すべて)、検査・処置に関連する有害事象、病理検査結果や採取検体に関連する情報、その後の臨床経過や治療内容、転帰(最終生存・死亡)
利用する者の範囲 竹原徹郎・消化器内科学・教授
重川 稔・消化器内科学・助教
吉岡鉄平・消化器内科学・助教
佐藤克彦・消化器内科学・医員
岡部純弥・消化器内科学・医員
佐藤 悠・消化器内科学・医員
木積一浩・消化器内科学・医員
松前高幸・消化器内科学・医員
富田 諒・消化器内科学・医員
山本修平・消化器内科学・医員
田畑優貴・消化器内科学・助教
牧野祐紀・消化器内科学・助教
山田涼子・消化器内科学・助教
小玉尚宏・消化器内科学・助教
疋田隼人・消化器内科学・助教
阪森亮太郎・消化器内科学・助教
巽 智秀・消化器内科学・講師
試料・情報の管理について責任を有する者の氏名または名称 大阪大学消化器内科学 重川稔(助教)
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