内科医としての総合力も、専門性も。どちらも磨ける。
2018年入局

西岡 千夏

Nishioka Chinatsu

西岡 千夏
Q
今までの歩みについて教えてください。
学生時代は、マッチング前に複数の病院へ見学に行きました。見学先の先生方からは「大阪大学は大阪や兵庫に関連病院が多く、色々な病院を経験できる」と伺い、当時はまだ診療科を決めきれていませんでしたが、将来どの科に進むとしても、大阪大学の医局に所属したいと思うようになりました。
2年間の初期研修は大阪労災病院で行いました。最初にローテートしたのが消化器内科で、朝の採血や回診、日中の内視鏡検査や肝処置の手伝い、入院患者さんの検査結果の確認、急な病状悪化への対応(緊急の内視鏡検査や肝処置を含め)、夕方の回診、患者さんやご家族への病状説明など、初めてのローテーションということもあり、目まぐるしい毎日でした。それでも、上級医の先生方に温かく、手厚くご指導いただき、とても充実した2か月間を過ごすことができました。もともとは循環器内科など他の診療科も考えていましたが、日々の内視鏡検査や処置を間近で見るうちに「自分も内視鏡ができるようになりたい」と思うようになりました。ローテーションの後半には胃カメラの練習をする機会も複数回あり、同期や先輩と練習したことは今でも鮮明に覚えています。何より、消化器内科は扱う臓器や疾患が多様かつ、ベースは内科であり、患者さんの全身状態を第一に診る視点があります。個々の患者さんの状態に応じて柔軟に、丁寧に対応される上級医の先生方の姿に感銘を受け「自分もこのような医師になりたい」と感じたことが、消化器内科を志す一番の理由になりました。
入局後は関西労災病院で1年間、大阪労災病院で2年間、後期研修を行いました。多くの症例や処置を経験することができ、上級医、同期、後輩にも恵まれ、大変充実した日々を過ごすことができました。
卒後6年目で大阪大学消化器内科に異動し、1年間の病棟業務を経験したのち、大学院へ進学しました。現在は肝臓の臨床研究グループに所属し、大学院生として脂肪性肝疾患、肝硬変、肝細胞癌に対する薬物療法などに関する前向き観察研究に取り組んでいます。多くの関連施設の先生方にご協力いただきながら多数の症例を前向きに集積できており、研究の面でも非常に恵まれた環境にあると感じています。
Q
入局のきっかけについて教えてください
当教室は大阪・兵庫に多くの関連病院を有しており、生活の基盤を大きく変える必要がないことは、様々な施設で経験を積めることに加えて、結婚や出産・育児、介護などの仕事以外の面においても、とても魅力的だと思います。
Q
消化器内科の魅力について教えてください
急性期から慢性期まで、良性疾患から悪性疾患まで、そして患者さんの年齢や背景も多様であり、幅広い疾患、様々な患者さんに関わることができます。内視鏡検査・治療や肝疾患診療、がん薬物療法など、専門性の高い診療にも深く関わることができ、内科としての総合力と、専門領域の知識・手技の両方を磨ける点が、消化器内科の大きな魅力だと思います。また病院勤務以外にも、クリニックや健診施設など、ライフステージに合わせた多様な働き方ができるのも、長く続けていける診療科としての魅力だと思います。
Q
学生・研修医へのメッセージ
初期研修の1~2年間で将来の診療科を決めるのは、簡単なことではないと思います。私自身もそうでした。だからこそ、少しでも消化器内科に興味がある方や、科選びで悩んでいる方には、ぜひ一度、当科の雰囲気を見に来ていただきたいです。
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