会員だより第1号 第1回総会開催さる!|阪大腎友会

会員だより第1号 第1回総会開催さる!

平成11年11月発行

平成11年10月16日(土)に大阪大学医学部附属病院14階会議室おいて、記念すべき第1回阪大腎友会総会が開催されました。

第1部 総会

開会にあたって

管理栄養士熊代先生からこの会の設立にあたっての経緯とこの会の発起人3名(杉谷、堀川、山田)の紹介をして頂きました。

役員の選出

当会お世話役を本日の総会出席者の中より募り竹谷さん他の参加を得て、発起人を合わせ本年度の役員は以下のとおり皆さんのご賛同を得ました。

会長:杉谷   副会長:竹谷   会計:堀川   

幹事:山田、松尾、藤本

会名の確定

当会の名称についての提案は会長より発起人試案3案(あすなろ会・たんぽぽ会・阪大腎友会)と総会出席者の中からの提案を求め、最終当会の会名は挙手多数で「阪大腎友会」と決定しました。

会則について

当会の会則については、発起人案を会長より提案、全員の賛同を得て、全文修正なく確定致しました。

その他

当会、初の総会とあって以下の諸先生方(敬称略)のご出席を仰ぎ、ご挨拶も頂きました。

医師:今井圓裕、守山敏樹、和泉雅章、猪阪善隆、岡一雅、長門屋克之、藤井健、松岡康子、辻江道子

栄養士:熊代千鶴子、安井洋子

看護師:松本和子、越村利恵、浦田節子、中野淑江、柳川千里

 

第2部 腎臓病勉強会

「腎臓が悪いと言われた。どうしょう?」

講師:腎臓内科 今井圓裕

日々多忙を極めておられる今井先生ではありますが、今回は特に当,阪大腎友会の記念すべき第1回総会とあって、まげてご講演をお願い致しました。講演の内容も,演題名そのまま、会員の私たちに充分理解できるよう解りやすいお話や質疑応答の時間も多く割いて頂き、今後の腎臓病に対する心構えも一変する意義深い講演に会員の皆さんから大変好評を博しました。又、先生は昼食会にもご出席頂き会員の皆さんと親しくご歓談頂く等、楽しいひとときを過ごされました。

腎臓病にやさしい昼食会

講師:栄養管理室 熊代千鶴恵

午後からの昼食会に先立ち熊代先生の本日のメニューの解説を受けましたが会員の皆さんの中には既に正午も過ぎていたため心は、はや食堂に移っている方も多くおられたのでは(笑)ないかと思います。

食堂の入り口には当日の昼食(ビーフカレー、キャベツのピクセル、マーブルケーキ、フルーツ)のサンプルは当然のこと朝食、夕食の一例も展示され、皆さんは予め渡された献立表を手に熱心に見入っておられました。食堂の中は会員の方、ご同伴者や今日ご出席の先生方、看護婦の皆さん、本当に和気あいあいの中の楽しい昼食会でありました。

会員の感想の多くは、「先生、本当にこんなに沢山、食べても言いのですか? こんなに多くのお肉が入っていても大丈夫ですか?」と腎臓病患者の食事知識の薄さに大いに反省もし本日出席の意義深さをかみ締めておられました。

また今回の勉強会については「次はいつ開催ですか?」とか「年に2回、いや月に1回でも考えて下さいよ!」との声、お世話役の私達は予想以上の好評に驚きと喜びと同時に、今後のこの阪大腎友会活動に大きな責任を感じました。