新規腎機能予測法の後方視的検討

1.課題名

新規腎機能予測法の後方視的検討

2.対象者

過去の臨床研究(承認番号12246-4)に参加された、当院で外来通院、ないし入院加療された腎臓病患者さん。

3.研究責任者

大阪大学医学部附属病院腎臓内科科長 猪阪善隆

4.研究機関

大阪大学医学部附属病院 腎臓内科
九州大学大学院薬学研究院
医薬基盤・健康・栄養研究所

5.目的

腎機能予測法のゴールデンスタンダードであるイヌリンクリアランスに換わる、代謝物を利用した簡便な測定法の開発を目指します。

6.方法

イヌリンクリアランスによって腎機能を評価した際の、残余血液及び尿中の代謝物を測定し、これによってイヌリンクリアランスを推定することが出来るかどうか検討します。

7.意義

代謝物の測定という簡便な方法で腎機能を予測することが出来るようになれば、患者さんの負担や診察時間も減少し、臨床上大変便利になると考えています。

8.研究期間

2018年1月19日より 2027年12月31日まで

9.研究参加の拒否

本研究に関して御質問等がありましたら下記問い合わせ先まで御連絡下さい。御希望がありましたら、他の研究参加者の個人情報や知的財産の確保に支障がない範囲で研究計画書やその他の資料を閲覧することができますのでお申し出下さい。試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんにご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の問い合わせ先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

10.個人情報の扱い

「匿名化」を行い、個人情報を保護します。データ管理PCは研究室内の保管庫にて鍵をかけて保管、記録媒体の持ち出し禁止等、盗難等・漏えい等の防止対策をします。データ管理PCへのアクセス制御、外部からの不正アクセス等の防止に対して不正ソフトウェア対策をとります。匿名化後の個人データは削除し、データ保存に使用した機器、電子媒体等は廃棄します。個人情報の取扱制限と権限を研究責任者と研究分担者に限定し、取扱者は定期的に個人情報保護法等の教育を受けています。

11.問い合わせ先

大阪大学医学部附属病院 腎臓内科 酒井晋介
電話 06-6879-3857