血液透析患者の閉塞性動脈硬化症に対する酸化マグネシウム製剤の効果-非盲検ランダム化比較試験

課題名

血液透析患者の閉塞性動脈硬化症に対する酸化マグネシウム製剤の効果-非盲検ランダム化比較試験

対象者

  1. 小尾クリニックおよび橋中診療所で維持透析施行中の20歳以上の血液透析・血液濾過透析患者
  2. 皮膚組織灌流圧が正常値(80mmHg)未満の症例
  3. 酸化マグネシウム錠の適応を有するもの

研究責任者

大阪大学大学院医学系研究科・腎疾患統合医療学寄附講座 濱野高行

研究機関

大阪大学大学院医学系研究科・腎疾患統合医療学寄附講座
小尾クリニック、橋中診療所

目的

血液透析患者さんに対するマグネシウム製剤の投与が下肢血流を改善させるかについて検証します。

方法

酸化マグネシウム錠内服群と無投薬群にランダム割り付けを行います。試験開始時と1年後に皮膚組織灌流圧を測定し、2群間で比較します。

意義

マグネシウムの血管内皮機能改善効果や血管石灰化抑制効果が透析患者さんの重大な合併症の一つである閉塞性動脈硬化症に対して恩恵をもたらし得るか否かを調査します。

研究参加の拒否

本研究への参加を承諾されない方は、下記連絡先へ電話をして頂き、研究に参加されない旨をお伝え下さい。

個人情報の扱い

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問い合わせ先

大阪大学大学院医学系研究科腎疾患統合医療学寄附講座 坂口悠介

電話 06-6879-3857