慢性腎臓病合併心不全、常染色体優性多発性嚢胞腎患者に対するトルバプタン導入前後の臨床的パラメーターの推移に関する後方視的検討
課題名
慢性腎臓病合併心不全、常染色体優性多発性嚢胞腎患者に対するトルバプタン導入前後の臨床的パラメーターの推移に関する後方視的検討
対象者
大阪大学医学部附属病院に通院あるいは入院歴があり、トルバプタンを投与された方が対象です。
試料・情報の管理について責任を有する者の氏名
大阪大学医学部附属病院腎臓内科科長 猪阪善隆
研究機関
大阪大学医学部附属病院 腎臓内科
目的
慢性腎不全合併心不全患者さん・常染色体優性多発性嚢胞腎患者さんにおいてトルバプタン投与に対する反応性や予後の予測に有用な因子の同定を目指します。
方法
トルバプタンの投薬を受けた慢性腎臓病合併心不全患者さん、常染色体優性多発性嚢胞腎患者さんにおいて体重、血圧、尿量などの基本臨床情報と保険診療で実施した一般血液生化学検査、尿検査等の項目の解析を後方視的に行います。
意義
トルバプタンの治療反応性を投薬前に同定することができれば、治療法の選択や予後予測の点で臨床的に非常に重要であると考えられます。
利用する試料・情報の項目
血液・尿検査データ、年齢、性別、病歴、投薬、画像検査、腎代替療法などの診療記録を用います。
利用する者の範囲
大阪大学医学部附属病院腎臓内科に在籍する者が利用します。
研究参加の拒否
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
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また、本研究への参加を承諾されない方は研究対象としませんので、下記の連絡先までお申し出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
個人情報の扱い
個人情報の保護のため、取得した診療情報は個人情報管理責任者が匿名化情報(個人情報を含む)にします。すなわち、診療情報から個人を識別できる情報(氏名、住所、生年月日、電話番号など)を削除し、独自の記号を付すとともに対応表を作成します。これによりどの研究対象者の試料・情報であるか直ちに判別できないよう加工します。得られた診療情報、対応表および解析結果は各施設内の外部から切り離されたコンピューター内に保存されます。具体的な管理方法として物理的安全管理(データ管理PCや記録媒体は腎臓内科研究室内の保管庫にて鍵をかけて保管)、技術的安全管理(外部からの不正アクセス等の防止に対して不正ソフトウェア対策)、組織的安全管理(個人情報の取扱の制限と権限を当研究室内の者に限定する)、人的安全管理(定期的に教育を受ける)を行います。
問い合わせ先
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番15号
大阪大学医学部附属病院 腎臓内科 濱野 高行
電話 06-6879-3857