血液透析患者のserum calcification propensityに対するマグネシウムの効果

課題名

血液透析患者のserum calcification propensityに対するマグネシウムの効果

対象者

『血液透析患者の閉塞性動脈硬化症に対する酸化マグネシウム製剤の効果-非盲検ランダム化比較試験』に参加された患者さん

目的

本研究の目的は血液透析患者さんの血中石灰化ストレスマーカーserum calcification propensity (T50)に対する酸化マグネシウム製剤投与の効果を検証することです。

方法

『血液透析患者の閉塞性動脈硬化症に対する酸化マグネシウム製剤の効果-非盲検ランダム化比較試験』において包括同意を得て保存している血清を利用し、T50の測定を行います。また同研究で既に得られている患者さんの臨床情報(年齢・性別・検査値など)を用います。酸化マグネシウム投与群と非投与群における試験開始時と6か月後のT50の推移を比較し、酸化マグネシウム投与によるT50の改善効果について解析を行います。

研究責任者

大阪大学大学院医学系研究科・腎疾患統合医療学寄附講座 濱野高行

研究機関

大阪大学大学院医学系研究科・腎臓内科・腎疾患統合医療学寄附講座
小尾クリニック、橋中診療所

研究参加の拒否

本研究によって患者さんに新たに加わる身体的・経済的・医学的負担はございません。個人情報は匿名化されるため、本研究データから個人を特定することは極めて困難です。本研究への参加を承諾されない方は、下記へ連絡頂き、研究に参加されない旨をお伝え下さい。

問い合わせ先

大阪大学大学院医学系研究科腎疾患統合医療学寄附講座 坂口悠介
電話 06-6879-3857