当科における腹膜透析関連感染症の解析~予後改善を目指して~

課題名

当科における腹膜透析関連感染症の解析~予後改善を目指して~

対象者

2012年4月以降に当科で診療された腹膜透析患者において、腹膜透析関連感染症(腹膜炎、トンネル感染)で入院した患者さん

試料・情報の管理について責任を有する者の氏名

大阪大学医学部附属病院 腎臓内科 助教 高橋 篤史

研究機関

大阪大学医学部附属病院 腎臓内科

目的

腹膜透析は血液透析と比較して、「循環動態に与える影響が小さい」などのメリットがありますが、腹膜透析に関連した感染症(腹膜炎、トンネル感染、出口部感染)により入院や腹膜透析離脱に至ることがあります。当科における腹膜透析関連感染症の内容を解析することによって、その予防法や治療法を最適化し、腹膜透析患者の予後改善につなげることが本研究の目的です。

方法

2012年4月以降に当科で診療された腹膜透析患者において、腹膜透析関連感染症で入院した患者を抽出し、電子カルテの記載、検査結果から、①原因、②起因菌、③使用した抗生剤、④転帰、⑤感染症の発症率を解析する。

研究に用いる情報の種類

情報:病歴、年齢、性別、基礎疾患、細菌培養検査、治療内容、転帰 等

外部への試料・情報の提供

本研究では、研究で得られた情報を外部へ提供することはありません。

研究期間

現段階では、2022年3月31日までを予定しております。

研究参加の拒否

本研究によって患者さんに新たに加わる身体的・経済的・医学的負担はございません。個人情報は匿名化されるため、本研究データから個人を特定することは極めて困難です。本研究への参加を承諾されない方は、下記へ連絡頂き、研究に参加されない旨をお伝え下さい。

個人情報の扱い

個人情報の取扱:本研究は電子カルテ上に保存された既存の診療情報を利用した観察研究です。氏名などの個人情報を削除した連結可能な匿名化情報を利用しますので、個人情報は保護されます。

問い合わせ先

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番15号
大阪大学医学部附属病院 腎臓内科 高橋 篤史
電話 06-6879-3857