シングルセルマルチオミクスを用いた糸球体疾患発症に関連する免疫システム機構の探索的研究

課題名

シングルセルマルチオミクスを用いた糸球体疾患発症に関連する免疫システム機構の探索的研究

対象者

腎臓内科入院にて治療を行う患者さんが主体となります。

試料・情報の管理について責任を有する者の氏名

大阪大学医学部附属病院 腎臓内科 講師 水井理之

研究機関

大阪大学医学部附属病院 腎臓内科・耳鼻咽喉科頭頸部外科、大阪大学免疫学フロンティア研究センター 定量免疫学

目的

IgA腎症や原発性ネフローゼ症候群といった原発性糸球体疾患において、その原因のもととなり得る免疫システムの変容を明らかにし、発症メカニズムに迫ります。

方法

腎臓内科入院にて加療を行う上記疾患の患者さんの末梢血、扁桃リンパ組織から免疫細胞を単離し、シングルセルマルチオミクス(一細胞網羅的蛋白遺伝子発現解析)を行います。対照群扁桃サンプルは、腎疾患のない扁桃摘出術を施行される患者さんから採取されます。

研究に用いる情報の種類

情報:病歴、年齢、性別、基礎疾患、治療内容

外部への試料・情報の提供

本研究では、研究で得られた情報を外部へ提供することはありません。

研究期間

現段階では、2023年3月31日までを予定しております。

研究参加の拒否

本研究によって患者さんに新たに加わる身体的・経済的・医学的負担はございません。個人情報は匿名化されるため、本研究データから個人を特定することは極めて困難です。本研究への参加を承諾されない方は、下記へ連絡頂き、研究に参加されない旨をお伝え下さい。

個人情報の扱い

個人情報の取扱:本研究は電子カルテ上に保存された既存の診療情報を利用した観察研究です。氏名などの個人情報を削除した連結可能な匿名化情報を利用しますので、個人情報は保護されます。

問い合わせ先

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番15号
大阪大学医学部附属病院 腎臓内科 水井理之
電話 06-6879-3857