当院の腎代替療法の導入と、その予後について

課題名

当院の腎代替療法の導入と、その予後について

対象者

2000年4月~2021年3月までに当院腎臓内科外来を受診した患者さん

試料・情報の管理について責任を有する者の氏名

大阪大学医学部附属病院 腎臓内科 医師 新澤 真紀

研究機関

大阪大学医学部附属病院 腎臓内科

目的

腎代替療法は血液透析、腹膜透析、腎移植がありますが、わが国では血液透析が導入される場合が多いです。また、腹膜透析においては腹膜透析液による腹膜劣化の影響もあり継続年数は8~10年です。そこで当院腎臓内科外来での腎代替療法を決定する要因、また腹膜透析を選択した患者さんの予後について解析することによって、これから腎代替療法を選択される患者さんへのよりよいサポートと、腎代替療法を導入される患者さんの予後改善につなげることが本研究の目的です。

方法

2000年4月~2021年3月までに当院腎臓内科外来を受診した患者を抽出し、電子カルテ及び検査データから、腎代替療法導入に関連する因子を解析します。また、腹膜透析を選択した患者においては腹膜透析患者の予後に関連する因子を生存解析などの手法を用いて解析します。

研究に用いる情報の種類

情報:病歴、年齢、性別、基礎疾患、細菌培養検査、治療内容、転帰 等

外部への試料・情報の提供

本研究では、研究で得られた情報を外部へ提供することはありません。

研究期間

現段階では、2025年3月31日までを予定しております。

研究参加の拒否

本研究によって患者さんに新たに加わる身体的・経済的・医学的負担はございません。個人情報は匿名化されるため、本研究データから個人を特定することは極めて困難です。本研究への参加を承諾されない方は、下記へ連絡頂き、研究に参加されない旨をお伝え下さい。

個人情報の扱い

個人情報の取扱:本研究は電子カルテ上に保存された既存の診療情報を利用した観察研究です。氏名などの個人情報を削除した連結可能な匿名化情報を利用しますので、個人情報は保護されます。

問い合わせ先

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番15号
大阪大学医学部附属病院 腎臓内科 新澤 真紀
電話 06-6879-3857