化学発光を用いた血液生化学検査法の開発

課題名

化学発光を用いた血液生化学検査法の開発

対象者

「体に負担をかけない慢性腎臓病新規評価方法の探索 (承認番号14317-2)」研究に参加頂き包括同意を頂いた方

試料・情報の管理について責任を有する者の氏名

松井 功・大阪大学医学部附属病院 腎臓内科 講師
永井 健治・大阪大学産業科学研究所 生体分子機能科学研究分野 教授

研究機関

大阪大学医学部附属病院 研究責任者 松井 功
大阪大学産業科学研究所 研究責任者 永井 健治

目的

化学発光試薬を用いて血清カリウム濃度および血清リン濃度を簡便に測定する手法を開発します。

方法

「体に負担をかけない慢性腎臓病新規評価方法の探索 (承認番号14317-2)」研究で採取した血液の残余検体を使い、血清カリウム濃度・血清リン濃度測定法を開発します。

意義

慢性腎臓病患では高カリウム・高リン血症がしばしば認められます。血清カリウム・リン濃度を簡便に測定する方法を開発して、より適切な治療介入方法を構築します。

利用する試料・情報の項目

「体に負担をかけない慢性腎臓病新規評価方法の探索 (承認番号14317-2)」で採取した血液の残余検体を使用します。また、年齢、性別、身長、体重、血圧、投薬内容、血液検査情報等を使用します。

利用する者の範囲

大阪大学医学部附属病院腎臓内科および共同研究機関に所属するものが利用します。

研究参加の拒否

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

個人情報の扱い

匿名化されています。

方法:研究対象者のデータや検体から氏名等の特定の個人を識別することができることとなる記述等を削り、代わりに新しく符号又は番号をつけて匿名化を行う研究対象者とこの符号(番号)を結びつける対応表を作成し、個人情報管理者は外部の漏れないように厳重に保管します。

物理的安全管理(データ管理PCや記録媒体は腎臓内科研究室内の保管庫にて鍵をかけて保管)、技術的安全管理(外部からの不正アクセス等の防止に対して不正ソフトウェア対策)、組織的人的安全管理(定期的に教育を受ける)を行います。

問い合わせ先

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番15号
大阪大学医学部附属病院 腎臓内科 松井 功
電話 06-6879-3857