糸球体疾患患者の腎構成細胞遺伝子発現についての検討

課題名

糸球体疾患患者の腎構成細胞遺伝子発現についての検討

対象者

大阪大学医学部附属病院 腎臓内科にて腎生検検査を受ける18歳以上の患者さんのうち、糸球体疾患患者の腎構成細胞遺伝子発現についての検討研究(承認番号22118(T1))に対し文書による同意を得られた方を対象とします。

試料・情報の管理について責任を有する者の氏名

井上 和則・大阪大学医学部附属病院 腎臓内科 助教
沖 真弥・京都大学大学院医学研究科創薬医学講座 准教授

研究機関

大阪大学医学部附属病院 研究責任者 井上 和則
京都大学大学院医学研究科創薬医学講座 研究責任者 沖 真弥

目的

糸球体腎炎患者さんの腎構成細胞における遺伝子発現を解析し、糸球体疾患の発症や病態の進展機序を明らかにする事です。

方法

研究期間:研究機関の長の許可日~2027年7月31日
糸球体疾患患者の腎構成細胞遺伝子発現についての検討(承認番号22118(T1))研究に文書にて同意を頂いた患者さんについて、腎生検にて採取した腎組織のうち残余組織を用いて腎構成細胞における遺伝子発現データを取得し、診療で得られる血液検査、尿検査結果や診察データ等も用いて遺伝子発現と疾患の発症や進展との関連を解析します。

利用する試料・情報の項目

糸球体疾患患者の腎構成細胞遺伝子発現についての検討(承認番号22118(T1))研究に文書にて同意を頂いた患者さんの残余腎組織を使用します。また年齢、性別、身長、体重、血圧、投薬内容、血液検査や尿検査結果の情報等を使用します。

利用する者の範囲

大阪大学医学部附属病院腎臓内科および共同研究機関に所属する者が利用します。

研究参加の拒否

本研究に関して御質問等がありましたら下記連絡先まで御問い合わせ下さい。御希望がありましたら、他の研究参加者の個人情報や知的財産の確保に支障がない範囲で研究計画書やその他の資料を閲覧することができますのでお申し出下さい。また研究への参加に同意した後にいつでも同意を撤回することができ、その場合でも患者さんに不利益が生じる事はありません。

個人情報の扱い

研究対象者の検体やデータから氏名等の個人を識別できる記述を削除し、新規の符号や番号を付ける事で匿名化を行います。その符号や番号と研究対象者を結びつける対応表を作成し、個人情報管理者が外部に漏れないよう、物理的安全管理(データ管理PCや記録媒体は腎臓内科研究室内の保管庫にて鍵をかけて管理する)、技術的安全管理(外部からの不正アクセスに対する不正ソフトウェア対策を行う)、人的安全管理(定期的に教育訓練を受ける)を行います。

問い合わせ先

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-2
大阪大学医学部附属病院 腎臓内科 井上 和則
TEL 06-6879-3857