「AIを用いた腎生検病理診断システムの構築」に関する研究

課題名

「AIを用いた腎生検病理診断システムの構築」に関する研究

1.研究の対象

2000年1月から2021年12月までに大阪大学医学部附属病院腎臓内科にて腎生検を受けられた満16歳以上100歳未満の方が対象です。

2.研究目的・方法

AIを用いた腎生検組織診断の均質化および腎生検画像診断システムの開発を目指します。臨床診断に用いた画像情報を用いて腎生検組織の再評価を行います。血液・尿検査データや、腎代替療法導入や死亡など臨床情報を電子カルテから収集し、後方視的観察研究を行います。研究期間は機関長の承認後から2028年1月31日です。

3.研究に用いる試料・情報の種類

腎生検画像データ、腎生検所見、血液・尿検検査データなどを用います。また、年齢、性別、病歴、投薬歴、腎代替療法導入の開始の有無などの診療記録を用います。

4.外部への試料・情報の提供

共同研究機関へのデータの提供は、特定の関係者以外がアクセスできない状態で行います。対応表は、大阪大学の研究責任者が保管・管理します。

5.研究組織

大阪大学医学部附属病院腎臓内科 松井 功
株式会社 プロアシスト R&D企画部 部長 橋本 英樹

6.お問い合わせ先

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。また、情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番15号
大阪大学医学部附属病院 腎臓内科 松井 功
電話 06-6879-3857

研究責任者・研究代表者:
大阪大学医学部附属病院 腎臓内科 松井 功