腎移植患者における移植後貧血治療の後ろ向き検討

課題名

腎移植患者における移植後貧血治療の後ろ向き検討

1.研究の対象

2019年以降、大阪大学医学部附属病院、関西メディカル腎移植クリニック、高槻病院、井上病院附属診療所で診療を受けた移植患者のうち、腎性貧血治療を受けた方

2.研究目的・方法

この研究の目的は、腎移植患者さんの腎性貧血治療の効果、安全性を薬剤毎に比較検討することです。通院されている病院の診療に用いたデータを収集して、検討を行います。本研究の予定期間は2030年12月末までです。

3.研究に用いる試料・情報の種類

診察時の血圧・脈拍・身長・体重などのデータ、血液検査データ、尿検査データ、内服薬・注射薬の情報、移植時の臨床情報、既往歴、併存疾患などのデータを使用します。

4.外部への試料・情報の提供

当院へのデータの提供は、特定の関係者以外がアクセスできない状態で行います。対応表は、当センターの研究責任者が保管・管理します。

5.利益相反について

研究を行うときにその研究を行う組織あるいは個人(以下「研究者」という。)が特定の企業から研究費・資金などの提供を受けていると、その企業に有利となるように研究者が研究結果を改ざんあるいは解釈したり、また都合の悪い研究結果を無視するのではないかという疑いが生じます。(こうした状態を「利益相反」といいます。)
この研究における利益相反は、大阪大学大学院医学系研究科・医学部臨床研究利益相反審査委員会による審査を受け、承認を得ています。我々はその審査結果に基づき、利益相反を適正に管理して研究を行います。

6.研究組織

実施医療機関・研究責任医師名
大阪大学医学部附属病院 腎臓内科・水井 理之

7.お問い合わせ先

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番15号 TEL. 06-6879-3857
大阪大学医学部附属病院 腎臓内科・難波 倫子

研究責任者・研究代表者:

大阪大学大学院医学系研究科 腎臓内科学・水井 理之