第28回「県民健康調査」検討委員会発言要旨
(甲状腺検診の受診率の低下に懸念を示した他の委員の発言を受けて)
子供の甲状腺癌は良性に近い死なない癌であり、通常の癌とは全く性質が異なる。しかし、世間一般ではこの検診で甲状腺癌と診断された子供はその時点から死を真近に控えた癌患者であるというレッテルを貼られてしまう。生命保険に入れない、ローンが組めない等の経済的な損失のみならず、結婚の時に差別を受ける等の社会的不利益が発生する。このような不利益は本当に治療が必要なものであれば受け入れざるを得ない場合もあるが、本来治療を必要としない過剰診断であったなら非常に深刻な問題となる。県が受診率の向上を目指すことはこのような過剰診断の子供を増やすことにつながり、危険である。
(質問)
甲状腺超音波検査のメリット・デメリットをどのように考えているのか?(県からはその場では回答なし)