第30回「県民健康調査」検討委員会発言要旨

・甲状腺検査は非常に危険な状態にある。それは医学研究倫理の国際的規範であるヘルシンキ宣言に準拠していない状態で、超音波検査による健康被害が出ている点にある。通常なら直ちに検査を中止して改善策を検討しなければならない。3巡目はほぼ終了しているので中断は好ましくないかもしれないが、倫理的整合性を取らずに新たな4巡目を開始するのは非常にリスクが高い。県立医大はそのリスクを感じていないのか。また、4巡目を計画通りに開始すると、数か月間倫理的に問題がある状態で診療することになり、健康被害と思われる症例が出た場合混乱をきたすことが十分考えられる。県として責任を取れる体制になっているのか。

⇒県立医大、県ともあまり明確な回答はなし。座長が議論を引き取って4巡目は予定通り実施と決定。

 

(記者会見) 

*少し記憶があいまいです。

Q 超音波検査のデメリットはなにか。

A 過剰診断。

Q 過剰診断ついて今まで説明が足りなかったのではないか。

A そのとおり。

Q 小児甲状腺がんの再発率は高いのか?

A 非常に高い。

Q 過剰診断を防ぐためにもしっかり検査すべきではないのか。

A 過剰診断が恐ろしいのは診断された時点では過剰診断なのかどうかわからない点。後になってわかる。従って一生懸命検査しても役に立たない。

 
大阪大学医学系研究科甲状腺腫瘍研究チーム:ホームへ戻る