阪大 Sport in Life 推進プロジェクト

Project

プロジェクトについて

事業概要

1.スポーツ庁事業名

令和6年度Sport in Life推進プロジェクト
(先端技術を活用したコンディショニング基盤実証研究)

2.採択課題名

多様な世代・背景・目的に応える次世代コンディショニング提供システム構築に向けた課題解決調査と基盤実証研究

3.事業の実施期間(予定)

委託を受けた日から令和9年3月31日まで

4.事業趣旨(令和6年度活動内容)

本提案事業では、先端技術を活用したコンディショニングを最新のICT技術とハイパフォーマンスアスリートでの知見、ノウハウを元に、広く国民に一層発展させることを目的とする。まず、多様な世代と背景、目的の人々を対象に最適なコンディショニングを先端技術を活用して提供することの、現時点、および将来予見される課題群の明確化と解決法を検討して提案し、それぞれに最適化した先端技術を活用した多様なコンディショニングの提供の実証を通じて、多くの国民が多様なコンディショニングを目的に応じて気軽に行えて効果を得やすい環境整備を促進し、個々のライフパフォーマンス最大化に繋がる調査研究および基盤実証研究に取り組む。

事業の段階的な取組みとして、以下のごとく、1)調査研究を行い、その結果に基づき2)実証研究を実施する
1)先端技術を活用したコンディショニングを広く一層発展させるにあたっての現時点、および、将来予見される課題群の明確化と、その解決法の提案にむけた調査研究の実施
2)明確化された課題と検討された解決提案に基づき、多様な世代、背景、目的の人々を対象にそれぞれに最適化した先端技術を活用した効果が期待できる多様なコンディショニング手法の開発と提供方法の実証研究の実施

この調査研究と実証研究を通じて、多くの国民が個々の目的に合ったコンディショニングを気軽に行なえて効果を得やすい環境整備の促進と実証研究から、個々のライフパフォーマンスの最大化に貢献できることを目的とし、本事業後には社会実用に至る成果を得ることをめざす。
本事業目的を達成するため大阪大学では、4名の心身のデータの「計測(=入力)」と「保管」、「分析」、「フィードバック(=出力)」を担当する経験ある研究者を代表とする調査研究4チーム(各チーム5−6名の研究者よりなるチーム)を組織し、それぞれの分野にてトップダウン型の課題抽出と解決提案の調査研究を行う。さらに、本学がすでに既存の研究や活動として運動・スポーツの測定や解析を実施している対象者に加えて、先端技術を用いた多様なコンディショニング手法の経験やノウハウ、あるいは情報プラットフォームを有する8つの団体・企業とコンソーシアムを形成し、現場レベルで障壁となっている課題群をボトムアップ型で拾い上げて共有しつつ課題解決の実証研究を推進する。調査研究チームと実証研究チームの大学・自治体・企業体・スポーツ団体のコンソーシアムが相補的に連携し、課題と解決法の循環システム体制を築くことで、実施期間内での研究推進の加速化を行ない、本事業後にその研究成果を、コンソーシアムを通じ、社会への還元・実用化をめざす。

 

令和7年度活動予定

本提案事業では、先端技術を活用したコンディショニングを最新のICT技術とハイパフォーマンスアスリートでの知見、ノウハウを元に、広く国民に一層発展させることを目的とする。大阪大学では、2020東京オリピック・パラリンピックとその後の日本のスポーツ国際競技力向上をめざし、独創的で革新的なスポーツ医科学研究と人材育成を行うスポーツ庁事業「スポーツ研究イノベーション拠点形成プロジェクト(SRIP;Sports Research Innovation Project)」にて2015年から2022年までハイパフォーマンスアスリート支援に取り組んできた。このハイパフォーマンスアスリート支援の知見、ノウハウをもとに、現時点、および将来予見される、多様な世代と背景、目的の対象に最適なコンディショニングを先端技術を活用して提供する課題群の明確化と解決法を検討して提案し、それぞれに最適化した先端技術を活用した多様なコンディショニングの提供の実証を通じて、多くの国民が多様なコンディショニングを目的に応じて気軽に行えて効果を得やすい環境整備を促進し、個々のライフパフォーマンス最大化に繋がる調査研究および基盤実証研究に取り組む。

事業の段階的な取組みとして、以下のごとく、令和6年度に、1)調査研究を行い、その結果に基づき、令和7、8年度に2)実証研究を実施する。
1)調査研究では、先端技術を活用したコンディショニングを広く一層発展させるにあたっての現時点、および、将来予見される課題群の明確化と、その解決法の提案にむけた調査研究を実施した(令和6年度実施)。
この結果に基づき、令和7、8年度では、2)明確化された課題と検討された解決提案に基づき、多様な世代、背景、目的の人々を対象にそれぞれに最適化した先端技術を活用した効果が期待できる多様なコンディショニング手法の開発と提供方法の実証研究を実施する(令和7、8年度実施計画)。

この調査研究と実証研究を通じて、多くの国民が個々の目的に合ったコンディショニングを気軽に行なえて効果を得やすい環境整備の促進と実証研究から、個々のライフパフォーマンスの最大化に貢献できることを目的とし、本事業後には社会実用に至る成果を得ることをめざす。
本事業目的を達成するため大阪大学では、4名の心身のデータの「計測(=入力)」と「保管」、「分析」、「フィードバック(=出力)」を担当する経験ある研究者を代表とする調査研究4チーム(各チーム5−6名の研究者よりなるチーム)を組織し、令和6年度においては、それぞれの分野にてトップダウン型の課題抽出と解決提案の調査研究を行なってきている。令和7年度以降は、本学がすでに既存の研究や活動として運動・スポーツの測定や解析を実施している対象者に加えて、先端技術を用いた多様なコンディショニング手法の経験やノウハウ、あるいは情報プラットフォームを有する団体・企業とコンソーシアムを形成し、現場レベルで障壁となっている課題群をボトムアップ型で拾い上げて共有しつつ課題解決型の実証研究を推進する。調査研究チームと実証研究チームの大学・自治体・企業体・スポーツ団体のコンソーシアムが相補的に連携し、課題と解決法の循環システム体制を築くことで、実施期間内での研究推進の加速化を行い、本事業後にその研究成果を、コンソーシアムを通じ、社会への還元・実用化をめざす。