ALPに関する
基礎・検査・臨床研究に従事する
研究者が一堂に会する研究会

―アルカリホスファターゼ(ALP)の機能解析とALP関連疾患の病態解明・健康向上を目指してー

ご挨拶

過去のALPS研究会

幹事会メンバー

第16回ALPS研究会について

2025年7月頃(予定)
会場:沖縄(予定)
大会長:中村 博幸 (琉球大学大学院医学研究科 顎顔面口腔機能再建学)

GREETING

ごあいさつ

 ALPS研究会は、ALKALINE PHOSPHATASES (ALPS) の研究を通して、生物化学、基礎医学、臨床医学の発展を図ることを目的とする研究会で、ALPに関する基礎・検査・臨床研究に従事する研究者が一堂に会する研究会です。平成7年(1995年)に新潟で開催されて以来、2年に一度研究会を開催しております。

 ヒトのALPをコードする遺伝子には、組織非特異型(遺伝子名:ALPL)、小腸型(ALPI)、胎盤型(ALPP)、生殖細胞型(ALPG)の4種類が知られています。組織非特異型ALPは肝臓、腎臓、骨で発現していることが知られ、ALPL遺伝子の病的バリアントによって低ホスファターゼ症(hypophosphatasia:HPP)が引き起こされます。

 HPPは骨の低石灰化、くる病様変化、乳歯早期脱落、血清ALP値低下などを特徴とします。ALP酵素補充療法の導入によりHPPの生命予後は劇的に改善しました。しかし、HPPの多様な症状の病態、治療効果、ALPL遺伝子バリアントと症状との関連性などを解明し、また新規治療法やより良い健康管理を開発することが必要です。さらに、組織非特異型ALPのみならず、小腸型、胎盤型、生殖細胞型ALPの機能解明も課題の一つです。

 本研究会は、ALPの機能解析とALP関連疾患の病態解明・健康向上を目指しています。

ALPS研究会 幹事長
大阪大学 名誉教授
大薗 恵一

HISTORY

過去のALPS研究会

 開催日開催場所

第15回2023.7.8二藤 彰(鶴見大学)鶴見大学会館

第14回2021.7.25竹谷 健(島根大学)Web開催

第13回2019.7.6渡邉 淳(金沢大学)石川県政記念しいのき迎賓館

第12回2017.7.15道上 敏美(大阪母子医療センター)大阪大学中之島センター

第11回2015.7.18五関 正江(日本女子大学)日本女子大学

第10回2013.7.27折茂 英生(日本医科大学)日本医科大学同窓会橘桜会館

第9回2011.7.30大薗 恵一(大阪大学)大阪国際会議場

第8回2009.7.25織田 公光(新潟大学)新潟大学歯学部

第7回2007.7.28波田 壽一(兵庫医科大学)ノボテル甲子園

第6回2005.7.30渡辺 伸一郎(東京女子医科大学)海運クラブ

第5回2003.7.26平野 和行(岐阜薬科大学)JR岐阜駅構内生涯学習センター

第4回2001.7.28池原 征夫(福岡大学)千里ライフサイエンスセンター

第3回1999.8.2三木 一正(東邦大学)埼玉県県民健康センター

第2回1997.8.2東野 一彌(兵庫医科大学)三和化学研究所大阪メディカルホール

第1回1995.3.25佐藤 豊二(新潟がんセンター)
菰田 二一(埼玉医科大学)
新潟がんセンター

MEMBER

幹事会メンバー

幹事長大薗 恵一(大阪大学 名誉教授、医誠会国際総合病院 難病医療推進センター)

幹事岡田 尚巳(東京大学医科学研究所 遺伝子・細胞治療センター)
竹谷 健(島根大学医学部 小児科)
中村 博幸(琉球大学大学院医学研究科 顎顔面口腔機能再建学)
二藤 彰(鶴見大学歯学部 薬理学講座)
道上 敏美(大阪母子医療センター研究所 骨発育疾患研究部門)
渡邉 淳(金沢大学附属病院 遺伝診療部)
窪田 拓生(大阪大学大学院医学系研究科 小児科学)

監事折茂 英生(日本医科大学 名誉教授)
五関 正江(日本女子大学家政学部 食物学科)
北岡 太一(医誠会国際総合病院)