第9回大阪小児感染症研究会講演会開催のお知らせ

 

第9回大阪小児感染症研究会講演会開催のお知らせ

大阪小児感染症研究会会員の皆様

第9回講演会を、10月17日(土曜日)14時から、大阪市北区中之島センター10階佐治メモリアルホールで開催します。最近の新型インフルエンザ流行をテーマに取り上げ、下記のような特別講演を企画しました。最もふさわしい演者から最新の情報をお聞きいただける絶好の機会であり、また質疑応答の時間も十分取ってありますので、是非ともご出席くださいますようお誘いいたします。
また、これを機会に会員になろうと希望される方は、どうかご遠慮なくお越しください。会員の皆方には9月初旬にご出欠の問い合わせをお送りする予定ですので、ご返事ください。


●阪大微研会・奥野良信先生
  「インフルエンザワクチンの現状と課題」

要旨:これまで、ワクチンメーカーは季節性インフルエンザワクチンだけを製造していたが、ここに来て鳥インフルエンザ(H5N1)と豚インフルエンザ(H1N1)に対するワクチンも製造することになった。しかし、ワクチン製造用の発育鶏卵の供給量には限りがあり、十分量のワクチンを国民に提供することは困難である。
また、インフルエンザワクチンには有効性、安全性に関わる様々な問題を抱えており、これらを多角的に考察する。


●大阪府公衆衛生研究所・宮川広実先生
  「大阪府における新型インフルエンザ(H1N1pdm)の発生状況 」

要旨:府北部の学校で集団発生がおこり、5月16日に府内で最初の患者が確認された新型インフルエンザは、学校閉鎖の措置がとられた後、患者数も減少し、その後は散発的な発生にとどまっていたが、6月末から患者の報告が相次ぎ、 夏季においても府内の広い範囲で患者発生が続いている。季節性インフルエンザも含めて府内のインフルエンザ発生状況についてご報告したい。

<2009-08-24 研究会事務局>


   
   
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