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【受賞】江澤 葵さんが第32回日本免疫毒性学会学術年会で若手優秀発表賞を受賞しました。 - News

第32回日本免疫毒性学会学術年会において、江澤 葵さん(4年制コース1年)が、「コチニールアレルギーの発症に関わるアジュバント物質の解明」の演題で発表を行い、若手優秀発表賞を受賞されました。
江澤さん、おめでとうございます。

▶受賞者コメント
コチニールアレルギーはエンジムシの粗抽出物から作製した赤色色素(コチニール色素)を添加物として含む食品や化粧品によって起きる過敏反応で、患者が成人女性に集中していることが特徴です。本研究では、色素に含まれる物質が抗原感作を促すアジュバントとしてはたらき、コチニールアレルギーの発症を促している可能性があることを明らかにしました。本研究の成果は、コチニールアレルギーの発症機序の解明や予防法の確立、より安全な色素の開発などに幅広く活かされることが期待されます。

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