認定遺伝カウンセラー

認定遺伝カウンセラーについて

 認定遺伝カウンセラー®は遺伝医療を必要としている患者や家族に適切な遺伝情報や社会の支援体制等を含むさまざまな情報提供を行い、心理的、社会的サポートを通して当事者の自律的な意思決定を支援する保健医療・専門職です。

 遺伝カウンセラーには単に遺伝医学情報の提供だけではなく、クライエントの立場から問題解決を援助したり、心理的な対応技術が必要とされます。また、遺伝カウンセリングが扱う内容には高度に倫理的な内容が含まれますので、医師とは独立した専門職としての遺伝カウンセラーが必要になりました。

 遺伝カウンセラー養成専門課程は、日本遺伝カウンセリング学会と日本人類遺伝学会が協力して制度化した「認定遺伝カウンセラー制度」の専門教育機関として認定され、修了者は認定試験に合格すると認定遺伝カウンセラー®を呼称することができます。

 認定遺伝カウンセラー®についての詳細は、認定遺伝カウンセラー制度委員会のHPをご参照ください。

修了者の進路(修了直後の就職先を記載しております)

大阪大学、神戸大学、広島大学、兵庫医科大学、聖マリアンナ医科大学
国立循環器病医療研究センター、国立病院機構四国がんセンター、
神戸市立医療センター中央市民病院、大阪国際がんセンター、聖マリア病院(福岡)