西尾 龍太郎
2020年度阪大麻酔科専門医研修プログラム参加

プログラム

2020年-2021年 大阪急性期・総合医療センター 麻酔科
2022年-現在 大阪大学医学部附属病院 麻酔科

阪大麻酔科を選んだ理由、それは研修する仲間の多さです

私は2023年度現在、医師6年目、専攻医4年目として阪大麻酔科にて日々研鑽に励んでおります。
元々出身が大阪府ということもあり、阪大にて2年間の初期研修医を経た後にそのまま阪大麻酔科へ入局、専門医研修プログラムも阪大を選択しました。専門医を目指す上で阪大を選択する理由としては豊富な症例が挙げられます。専門医取得に必要な心臓手術や開頭手術はもちろんのこと、最先端の医療を研究する大学病院として将来スタンダードになりうるような新しい技術にも触れることができます。その一方で研修プログラムは一施設で終わるものではありません。市中病院での研修ではよりコモンな症例についても学ぶことができますし、また関連病院として、心臓手術に興味があれば国立循環器病センターや、小児について勉強したければ大阪府立母子医療センターなど様々な選択肢があります。
もう一つの強みとしては、同じ志を持って研修する仲間の多さです。現在阪大麻酔科だけでも20名弱の専攻医がおり、他関連施設で研修する方も含めればさらに多くのメンバーを数えることができます。困ったときや悩んだとき、指導医の先生方だけでなくより近い立場の方と相談できるのは非常に心強いかと思います。
そうした仲間たちだけでなく、大学病院ということで院生、研究をしている方々が身近にいるのは貴重な機会だと思います。研究の内容ももちろん興味深いことばかりなのですが、それだけでなくどの時期に院へ進学するのか、どのようなキャリアプランを描いておられるのか等非常に参考になる話を聞くことができます。
また術中麻酔の研修だけでなく、ICUやペインクリニックが充実していることも強みの一つです。麻酔専門医を目指す上ではいくつかの学会参加と必要経験症例だけではありますが、専門医を取得したその先で自分が何をしたいのか、何を面白いと思うのか、触れてみないとわからないことが多々あると思います。
私は手術室での研修を行いつつ、本年度はペインクリニックでの研修を行う予定です。今後の進路を考える上でぜひ実りあるものにしたいと思っています。

阪大麻酔科シニアとともに。日々麻酔研修を楽しんでいます!

たくさんの仲間と様々な可能性を探せます

阪大麻酔科専門医研修プログラムでは様々な症例、様々な仲間に出会うことができると思います。麻酔科の中でもICUやペインクリニック、その他特に強く興味のある分野がある方は専攻医の勉強を進めつつ先んじてその先の勉強を進めることができます。逆に「麻酔科に進みたいけどそれからどうしようか……」といった方、是非阪大麻酔科の門を叩いてみてください。たくさんの仲間と共にいろいろな可能性を探すことができると思います。

大阪大学大学院医学系研究科 生体統御医学講座 麻酔集中治療医学教室

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