FAQ (学生、研修医のみなさんへ)|大阪大学 免疫内科

教育・研修

FAQ (学生・研修医の皆さんへ)

Q: いつ専門を決めれば良いでしょうか
A: 

医学部6年の春の時点で自分の専門を免疫内科に決めることができた人は是非相談して下さい。

例年、6月頃より各病院で初期研修応募受付が始まります。免疫内科専門医に育て上げるべく初期ならびに後期研修病院を推薦させて頂きます。初期研修の2年間は内科系、外科系などを広く研修し、医師として幅広い経験を積んで頂きたいと思います。免疫疾患は全身の多彩な症状を呈することより、広い内科の知識を持つことが、将来の診療に役立ちます。

卒後3年目からの後期研修では自分の専門分野を伸ばして行く研修になります。通常は初期研修の2年目の夏までに自分が進む専門科を決めて担当者(大阪大学免疫内科は楢崎雅司)あるいは後期研修病院に連絡を取って下さい。後期研修で免疫内科を専門にすると決めたら、大阪大学医学部附属病院免疫内科専攻医、あるいは免疫内科関連病院後期研修医として、免疫疾患を深く診療していただきます。

将来免疫疾患の中で特定の疾患に絞ってさらに詳しく学びたい場合は、同時に研究に取り組むことをお勧めします。大学教官や病院の先輩医師に相談して下さい。一度、他科で(後期)研修を行い、改めて免疫内科で研修をすることも大歓迎です。様々なバックグラウンドを持つ医師がいる方が教室としては人材が豊かになると考えています。

Q: どんな病気を対象にしていますか
A: 

関節リウマチ、膠原病(SLE,、皮膚筋炎、多発筋炎、全身性硬化症、混合性結合組織病、ベーチェット病、血管炎症候群)、アレルギー疾患などを治療します。これら疾患は多岐にわたる病態を含みます。発熱、呼吸不全、神経障害、心不全、腎不全、ネフローゼ、関節障害、感染症、皮膚障害、血球異常など、内科領域の広い病態をカバーする必要があります。また腫瘍免疫療法によるがんの臨床研究を行っております。

一般内科を目指す方にとっても守備範囲の広い臨床スキルが得られると考えます。

Q: 研究に興味があるのですが
A: 

主に大学院への入学を機に、基礎研究、臨床研究を行うことができます。臨床を継続して知識と経験を向上させながら、臨床免疫学に関連する臨床研究を行うことも可能ですし、数年以上の期間をとってじっくりと基礎研究の世界をのぞいてみることも可能です。こうした大学院での活動のあと、医師としてのその後の道のりを考え、選択することができます。当科出身の研究者が主催する基礎系の教室で研究することも検討できます。

Q: 研究には興味がないのですが
A: 

専門的な医療を習得するために、大阪大病院で経験をつむことが可能です。”専攻医”という立場で、毎日、病棟・外来で診療にあたります。学会発表などを指導医、上級医、同僚と共におこない、専門的医療の知識、経験を習得します。研究活動は特にせずとも構いません(もちろん興味があれば少しのぞいてみてもらって構いません)。そのまま大学院へ入学されてもよいですし、ある程度の年数のあと、一般病院への異動も可能です。

Q: 
A: 
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2017/Apr, 2014/Dec