教育・研修|大阪大学 免疫内科

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大阪大学 免疫内科をすすめる10の理由

新しい情報

第57回OIDカンファレンスのお知らせ

OIDカンファレンス(Osaka Immunological Disease conference)とは、大阪大学免疫内科および関連病院の専門医による研究会です。

2017年10月7日(土)15時〜17時、グランフロント大阪にて、研究会を開催します。免疫・アレルギー・膠原病の専門医を目指す研修医や興味のある医学生の参加を歓迎します。大阪大学、学内外は問いません。事前に連絡頂くか、当日参加の場合は受付で、”在籍医療機関(または大学)、研修医(または学生)である”旨、お伝えください。特別講演、一般演題を予定しています。

今回のテーマは、「特殊な関節炎の症例(脊椎関節炎を中心に)」です。

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免疫内科・呼吸器内科 合同研修説明会2017のお知らせ

当科および関連病院のグループでは、リウマチ専門医、アレルギー専門医、呼吸器専門医を目指す研修の説明会を合同で行います。

初期・後期研修、研修後の勤務、大学院進学などについて、施設の担当者が説明致します。医学部学生、研修・勤務先を検討している方の参加をお待ちしています。参加費無料、当日参加OKです。

 日時:2017年5月27日(土曜)、14時30分より
 場所:グランフロント大阪 北館タワーC 8階(カンファレンスルーム ROOM C)

詳しい資料は、こちらへ


免疫内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2017年4月

  1. 難治性喘息の治療について(呼吸器内科)
    従来からのICS, LABAに加え、LAMA、抗IgEモノクローナル抗体、抗IL-5モノクローナル抗体などの治療を組み合わせることが可能となった。
  2. 多発血管炎性肉芽腫症の診断と新たな治療(免疫内科)
    GPAの診断過程においては、肺腫瘤影・結節影の鑑別(肺腫瘍・結核など)を基本に沿って行う。気管支鏡やVATSによる組織検査が必要な場合がある。重要臓器病変を伴う場合、従来のIVCY療法に加えて、リツキシマブ治療が標準治療となった。

第56回OIDカンファレンスのお知らせ

OIDカンファレンス(Osaka Immunological Disease conference)とは、大阪大学免疫アレルギー内科および関連病院の専門医による研究会です。

2017年3月11日(土)15時〜17時、グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル タワーC 8階にて、研究会を開催します。免疫アレルギー・膠原病の専門医を目指す研修医や興味のある医学生の参加を歓迎します。大阪大学、学内外は問いません。事前に連絡頂くか、当日参加の場合は受付で、”在籍医療機関(または大学)、研修医(または学生)である”旨、お伝えください。特別講演、一般演題を予定しています。

今回のテーマは、「膠原病合併妊娠、またはSLE、抗リン脂質抗体症候群」です。

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免疫内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2017年1月(第29回)

  1. 繰り返す左血胸について(呼吸器内科)
  2. 症例検討(免疫内科)

2016年12月(第28回)

  1. 抗MDA5抗体陽性の間質性肺炎(免疫内科)
  2. 症例検討(呼吸器内科)

2016年11月(第27回)

  1. 症例検討(呼吸器内科)
  2. 症例検討(免疫内科)

免疫内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2016年10月(第26回)

  1. 呼吸器領域における癌免疫療法の現状(呼吸器内科)
  2. OP様の難治性陰影(免疫内科)
    免疫抑制療法中に細菌性肺炎を契機とした治療抵抗性のOP様陰影の鑑別。感染症の治療のみでなく原疾患(GPA)増悪を伴った可能性もある。

第55回OIDカンファレンスのお知らせ

OIDカンファレンス(Osaka Immunological Disease conference)とは、大阪大学免疫アレルギー内科および関連病院の専門医による研究会です。

2016年10月1日(土)15時〜17時、グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル タワーC 8階にて、研究会を開催します。免疫アレルギー・膠原病の専門医を目指す研修医や興味のある医学生の参加を歓迎します。大阪大学、学内外は問いません。事前に連絡頂くか、当日参加の場合は受付で、”在籍医療機関(または大学)、研修医(または学生)である”旨、お伝えください。特別講演、一般演題を予定しています。

今回のテーマは、「臨床検体を用いて病態の解明に迫る」です。

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喘息の診療セミナー

2016年9月14日、喘息の診療で、世界的なリーダーであられるProf. Andrew Greening先生を阪大病院にお招きし、セミナーを聴講させて頂きました。現在、ICSやLABAにより良好にコントロールされる場合が大部分であるが、一部にコントロール不良の場合がある。これは薬剤のアドヒアランス不良によるところが大きい。1回吸入製剤や核内での作用時間の長いICS製剤がアドヒアランス改善に有用かもしれない。一部の重症例ではMepolizumab(抗IL-5モノクローナル抗体)などの生物学的製剤がよいかも知れない。というお話を詳しくして頂きました。当教室の若手医師を中心に多くの質問が英語でなされ、英語での質疑応答も充実したものになりました。


免疫内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2016年9月(第25回)

  1. 成人スティル病と感染性心内膜炎の類似性、臨床所見ならびに病態(免疫内科)
    弛張熱、皮膚発赤、多関節炎など類似する所見を呈しうる。成人スティル病の診断プロセスにおけるIEの除外は十分に意識をする必要がある。
  2. 免疫抑制状態における逆haloサインの鑑別(呼吸器内科)
    逆haloサインは、画像上リング状浸潤影と内部のすりガラス影からなる。OP、深在性真菌症、肺塞栓症などの鑑別をすすめる。

セミナーを行いました

2016年7月1日、東京医科歯科大学の今井先生をお招きし、PID(primary immunodeficiency)に関するお話を聴講させて頂きました。単一遺伝子に起因するPIDの分類、PIDとAutoinflammation・Autoimmunityとの関連など、分子レベルで詳細に解説を頂きました。


免疫内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2016年6月(第24回)

  1. 大関節炎を鑑別する上で意識すべき病態(ベーカーシスト・偽痛風など)(免疫内科)
    少数の大関節炎で膝〜下腿の炎症性cystがRAらしい所見として重要な場合がある。関節液のピロリン酸カルシウム結晶を検鏡し偽痛風を鑑別する。
  2. 胸水の鑑別と経過、感染症?腫瘍性?リウマチ性?SLE?(免疫内科)
    炎症性胸水の精査における胸膜生検での結核症や悪性腫瘍の除外。この過程でPET検査の情報が有用かも知れない。
  3. 閉塞性気管支炎(BO: bronchiolitis obliterans)(呼吸器内科)
    胸部Xpでは変化を指摘できないが呼吸機能検査で高度の閉塞性障害を呈する。自己免疫機序との関連が見出される場合がある。

免疫アレルギー内科・呼吸器内科 合同研修説明会2016のお知らせ【終了】

当科および関連病院のグループでは、リウマチ専門医、アレルギー専門医、呼吸器専門医を目指す研修の説明会を合同で行います。

初期・後期研修、研修後の勤務、大学院進学などについて、施設の担当者が説明致します。医学部学生、研修・勤務先を検討している方の参加をお待ちしています。参加費無料、当日参加OKです。

 日時:2016年5月28日(土曜)、14時30分より
 場所:グランフロント大阪 北館タワーB 10階(カンファレンスルーム ROOM B)

詳しい資料は、こちらへ


免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2016年5月(第23回)

  1. 胸水の鑑別、感染症?腫瘍性?リウマチ性?SLE?(免疫アレルギー内科)
  2. リウマチ性胸水の治療経過(呼吸器内科)
  3. 気管支喘息・好酸球増加・単神経炎をきたした例の鑑別診断(呼吸器内科)
  4. 早期からの免疫抑制剤の介入、皮膚筋炎を例に(免疫アレルギー内科)

免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2016年4月(第22回)

  1. 肺結節影を呈したアミロイドーシス(呼吸器内科)
  2. ニューモシスチス肺炎(免疫アレルギー内科)

第54回OIDカンファレンスのお知らせ【終了】

OIDカンファレンス(Osaka Immunological Disease conference)とは、大阪大学免疫アレルギー内科および関連病院の専門医による研究会です。

2016年3月12日(土)15時〜17時、グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル タワーB 10階にて、研究会を開催します。免疫アレルギー・膠原病の専門医を目指す研修医や興味のある医学生の参加を歓迎します。大阪大学、学内外は問いません。事前に連絡頂くか、当日参加の場合は受付で、”在籍医療機関(または大学)、研修医(または学生)である”旨、お伝えください。特別講演、一般演題を予定しています。

今回のテーマは、「リウマチ・膠原病の難治性病態」です。

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免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2016年3月(第21回)

  1. 抗PD1抗体使用と劇症I型DM(呼吸器内科)
  2. 血管炎に合併した視神経病変の治療(免疫アレルギー内科)

免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2016年2月(第20回)

  1. 症例検討(呼吸器内科)
  2. ANCA陽性と肥厚性硬膜炎(免疫アレルギー内科)

免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2016年1月(第19回)

  1. HTLVI陽性のシェーグレン症候群例に生じた間質性肺炎の鑑別(呼吸器内科)
  2. WT1ペプチドワクチン、癌免疫療法に伴う諸症状(免疫アレルギー内科)

免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2015年12月(第18回)

  1. 著しいCMV抗原血症を呈したCMV性胃腸炎(免疫アレルギー内科)
  2. 赤血球減少と抗AchR抗体を伴った前縦隔腫瘍(呼吸器内科)

免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2015年11月(第17回)

  1. 膠原病・高度間質性肺炎に合併した肺高血圧症、T群・V群の病態と治療適応(呼吸器内科)
  2. 高安病の肺動脈病変(免疫アレルギー内科)

免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2015年9月(第16回)

  1. 肺移植後に非閉塞性腸間膜虚血 (non-occlusive mesenteric ischemia:NOMI)をきたした例(呼吸器内科)
  2. 免疫抑制療法中にペットが感染源と思われたSalmonella菌血症の例(免疫アレルギー内科)

第53回OIDカンファレンスのお知らせ【終了】

OIDカンファレンス(Osaka Immunological Disease conference)とは、大阪大学免疫アレルギー内科および関連病院の専門医による研究会です。

2015年10月3日(土)15時〜17時、グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル タワーB 10階にて、研究会を開催します。免疫アレルギー・膠原病の専門医を目指す研修医や興味のある医学生の参加を歓迎します。大阪大学、学内外は問いません。事前に連絡頂くか、当日参加の場合は受付で、”在籍医療機関(または大学)、研修医(または学生)である”旨、お伝えください。特別講演、一般演題を予定しています。

今回のテーマは、「呼吸器病変を合併した膠原病・アレルギー疾患」です。

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免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2015年7月(第15回)

  1. SLE発症に伴った重症下肢虚血(免疫アレルギー内科)
  2. 腫瘍の肺動脈内進展に伴った肺高血圧症(呼吸器内科)
  3. A群溶連菌による重症壊死性皮膚感染症(免疫アレルギー内科)

免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2015年6月(第14回)

  1. 消化管出血と急性心不全を伴って発症した強皮症性腎クリーゼ(免疫アレルギー内科)
  2. ほか1題(呼吸器内科)

免疫アレルギー内科・呼吸器内科 合同研修説明会2015のお知らせ【終了】

大阪大学免疫アレルギー内科、呼吸器内科、関連病院のグループでは、リウマチ専門医、アレルギー専門医、呼吸器専門医を目指す研修の説明会を合同で行います。

当日は、初期研修、後期研修、研修後の勤務、大学院進学などについて、各病院の担当者が説明致します。医学部学生、研修・勤務先を検討している方の御参加をお待ちしています。参加費無料、当日参加OKです。

 日時:2015年5月23日(土曜)、14時30分より
 場所:グランフロント大阪 北館タワーB 10階 カンファレンスルームタワーB Room B

詳しい資料は、こちらへ


免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2015年5月(第13回)

  1. 肺癌に対する分子標的治療薬使用に生じた重症薬疹、Stevens-Jonson syndrome, TEN, DIHSなどの鑑別(呼吸器内科)
  2. 周期性発熱症に対する抗サイトカイン療法と慢性肺病変の潜在進行(免疫アレルギー内科)
  3. 広範な陰影を呈する肺癌の画像診断(呼吸器内科)
  4. 重症PHに対する積極的な免疫抑制療法(免疫アレルギー内科)

免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2015年4月(第12回)

  1. Good症候群、胸腺腫と免疫異常について(免疫アレルギー内科)
  2. 関節リウマチに生じた胸水の鑑別(呼吸器内科)
  3. ほか1題

免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2015年3月(第11回)

  1. 発熱とリンパ節腫脹のみが所見であったキャッスルマン病の1例(免疫アレルギー内科)
  2. 関節リウマチに生じた中葉舌区症候群〜リウマチ肺・免疫抑制とNTM感染(呼吸器内科)
  3. 抗菌薬に反応したように見える不明熱の鑑別(免疫アレルギー内科)

免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2015年2月(第10回)

  1. 陳旧性結核病巣に生じた慢性進行性肺アスペルギルス症(CPPA)(呼吸器内科)
  2. UCTD(未分類結合組織病)に合併する間質性肺炎の増悪例(免疫アレルギー内科)
  3. カンジダ血症の一例(呼吸器内科)
  4. 新規発症の皮膚筋炎と並存する肺結節影の精査と加療(免疫アレルギー内科)

第52回OIDカンファレンスのお知らせ【終了】

OIDカンファレンス(Osaka Immunological Disease conference)とは、大阪大学免疫アレルギー内科および関連病院の専門医による研究会です。

2015年2月21日(土)15時〜17時、グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル タワーB 10階にて、研究会を開催します。免疫アレルギー・膠原病の専門医を目指す研修医や興味のある医学生の参加を歓迎します。大阪大学、学内外は問いません。事前に連絡頂くか、当日参加の場合は受付で、”在籍医療機関(または大学)、研修医(または学生)である”旨、お伝えください。特別講演、一般演題を予定しています。今回のテーマは、「SLE」です。

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免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2014年12月(第9回)

  1. 手指、手、肩の炎症性の疼痛を主訴とし、MRIおよび超音波検査を含め、RAとPMRの鑑別を行った高齢発症例(免疫アレルギー内科)
  2. 全身性強皮症における心筋障害、間質性肺炎、肺動脈病変の呼吸困難への関わりを検討する(呼吸器内科)
  3. 心のう液貯留と呼吸困難を伴ったが、筋力低下とCK上昇から多発筋炎と診断した例(免疫アレルギー内科)

免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2014年11月(第8回)

  1. NSIPの症例をもとに抗ARS抗体など自己抗体との関連を考える(呼吸器内科)
  2. 肺結節影に対しGPAとクリプトコッカス症の双方に対する治療が必要であった例(免疫アレルギー内科)
  3. 突然生じた右側優位の乳び胸水(呼吸器内科)
  4. 全身炎症の精査においてPET検査と肺のrandom biopsyがIVL診断に寄与した例(免疫アレルギー内科)

免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2014年10月(第7回)

  1. 限局性胸膜肥厚における胸膜中皮腫の診断(呼吸器内科)
  2. 関節リウマチに気胸、間質性肺炎、感染性肺炎など多彩な呼吸器合併症を呈した例(免疫アレルギー内科)
  3. AIDS標識疾患としてのPCP、NTMの画像と診断(呼吸器内科)
  4. 抗HIV治療と免疫再構築症候群について(免疫アレルギー内科)

大学院生の声を掲載しました

現在、研究室で研究を行っている大学院生に研究生活などについて書いて頂きました。

臨床医として、あるいは研究者としてのさまざまな視点を感じることができます。今後のキャリアを考えておられる研修医・学生の皆さん、ぜひご覧ください。

大学院生の声のページへ


第51回OIDカンファレンスのお知らせ【終了】

OIDカンファレンス(Osaka Immunological Disease conference)とは、大阪大学免疫アレルギー内科および関連病院の専門医による研究会です。

2014年10月4日(土)15時〜17時、グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル タワーB 10階にて、研究会を開催します。免疫アレルギー・膠原病の専門医を目指す研修医や興味のある医学生の参加を歓迎します。大阪大学、学内外は問いません。事前に連絡頂くか、当日参加の場合は受付で、”在籍医療機関(または大学)、研修医(または学生)である”旨、お伝えください。特別講演、一般演題を予定しています。今回のテーマは、「アミロイドーシス」です。

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3内科合同カンファレンスを行いました

2014年8月(第6回)

呼吸器内科、循環器内科、免疫アレルギー内科の3内科合同で臨床カンファレンスを行いました。肺高血圧症をテーマに、分類、エコーやカテーテル検査による診断、血管拡張薬、免疫抑制療法の適応などについて議論を行いました。

  1. 積極的な免疫抑制療法を試みたMCTD合併肺高血圧の例(免疫アレルギー内科)
  2. 慢性血栓塞栓性の肺高血圧症(CTEPH)の診断へのプロセス(呼吸器内科)
  3. CTEPH症例のカテーテル所見ならびに治療経過(循環器内科)

免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2014年6月(第5回目)

  1. 神経病変と進行性間質性肺炎の合併についての鑑別と治療(呼吸器内科)
  2. 全身性硬化症(強皮症)における消化管蠕動低下に伴う胃石症(免疫アレルギー内科)
  3. 胸部ブラ内に著しいfluid貯留を認めたNTMの例(呼吸器内科)
  4. 活動性SLE合併の妊娠について(免疫アレルギー内科)

2014年度、合同研修説明会のご報告

さる5月24日(土)の午後、グランフロント大阪にて、大阪大学 呼吸器・免疫アレルギー内科、関連病院のグループが主催し、研修説明会を合同で行いました。当日は、各施設の研修担当の先生から施設紹介のプレゼンテーションがあり、その後懇親会となりました。

初期研修先を考えている学生、専門性の高い研修先を考えている初期研修医、大学院進学を考えている若手医師など、多くの方にご参加頂きたいへん盛況な会とすることができました。このような会を通して、志を同じくする仲間が増えることはもちろんのこと、”顔の見える関係”、そして”人のわ”が深まることを私ども一同、嬉しく感じております。

来年も同時期に予定しております。ぜひご参加ください!

参加した施設(免疫アレルギー内科関連)

大阪大学免疫アレルギー内科、癌免疫グループhere!
国立病院機構大阪南医療センターリウマチ・膠原病・アレルギー科HP
大阪府立急性期・総合医療センター免疫リウマチ科HP
大阪府立呼吸器アレルギー医療センターアレルギー内科HP
市立堺病院腎代謝免疫内科HP
東大阪市立総合病院免疫内科HP
公立学校共済近畿中央病院免疫内科HP
NTT西日本大阪病院アレルギー・リウマチ・膠原病内科HP
日生病院リウマチ科、アレルギー疾患内科HP
宝塚市立病院リウマチ科HP
済生会泉尾病院内科HP

案内資料、こちらへ


呼吸器内科・免疫アレルギー内科合同研修説明会のお知らせ【終了】

大阪大学免疫アレルギー内科、呼吸器内科、関連病院のグループでは、リウマチ専門医、アレルギー専門医、呼吸器専門医を目指す研修の説明会を合同で行います。当日は、初期研修、後期研修、研修後の勤務、大学院進学などについて、各病院の担当者が説明致します。医学部学生、研修・勤務先を検討している方の御参加をお待ちしています。参加費無料、当日参加OKです。

日時:2014年5月24日(土曜)、14時30分より
場所:グランフロント大阪 ナレッジキャピタル タワーC 8階 カンファレンスルーム

詳しくは、こちらへ


免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2014年5月(第4回目)

  1. ELK4-ALK融合肺がんについて(呼吸器内科)
  2. 免疫抑制療法中の呼吸器感染症の鑑別、特にニューモシスチス肺炎を中心に(免疫アレルギー内科)
  3. 脾腫、脾病変、側胸部痛が主たる所見であったサルコイドーシス例(呼吸器内科)
  4. 心タンポナーデ、甲状腺腫大による突発的な呼吸困難を繰り返したSLE例(免疫アレルギー内科)

免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2014年4月(第3回目)

  1. 治療抵抗性の血管炎に対するリツキシマブ治療の検討(免疫アレルギー内科)
  2. 胸腺腫にさまざまな自己免疫現象を合併した例(呼吸器内科)
  3. 血球貪食症候群を合併した精神神経SLE例(免疫アレルギー内科)
  4. 肺炎像と類似した陰影を呈した肺梗塞例(呼吸器内科)

免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2014年2月(第2回目)

  1. 肺骨化症の例(呼吸器内科)
  2. IV型ループス腎炎、ループス腸炎の寛解導入例(免疫アレルギー内科)
  3. CPFE(肺気腫合併の肺線維症)に生じたアスペルギルス症(呼吸器内科)
  4. SLEに合併した治療抵抗性の血球貪食症候群(免疫アレルギー内科)
  5. SLEに合併した収縮性心膜炎による腹水の外科治療例(免疫アレルギー内科)
  6. 細菌性肺炎に伴う器質化肺炎(COP)の増悪例(免疫アレルギー内科)

研修医、専門医、指導医、研究員、学生が一堂に会し、本カンファレンスを通じて、より広い知識の習得を目指しています。


免疫アレルギー内科、呼吸器内科合同カンファレンスを行いました

2014年2月(第1回目)

  1. WT1ペプチドワクチンの治療概念と治療例(免疫アレルギー内科)
  2. 関節リウマチに伴う肺障害例(呼吸器内科)
  3. 視神経病変を伴った多発血管炎性肉芽腫症(GPA)例(免疫アレルギー内科)
  4. 皮膚筋炎に合併した間質性肺炎例(呼吸器内科)
  5. キャッスルマン病の肺病変例(免疫アレルギー内科)
  6. IgG4関連疾患における肺病変例(呼吸器内科)

研修医、専門医、指導医、研究員、学生が一堂に会し、本カンファレンスを通じて、より広い知識の習得を目指しています。


第50回OIDカンファレンスのお知らせ【終了】

OIDカンファレンス(Osaka Immunological Disease conference)とは、大阪大学免疫アレルギー内科および関連病院の専門医による研究会です。

2014年2月15日(土)15時〜17時、阪急ターミナルビル17階(梅田)阪急ターミナルスクエア17にて、研究会を開催します。免疫アレルギー・膠原病の専門医を目指す研修医や興味のある医学生の参加を歓迎します。大阪大学、学内外は問いません。事前に連絡頂くか、当日参加の場合は受付で、”在籍医療機関(または大学)、研修医(または学生)である”旨、お伝えください。特別講演、一般演題を予定しています。今回のテーマは、「膠原病の心合併症」です。

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第49回OIDカンファレンスのお知らせ【終了】

OIDカンファレンス(Osaka Immunological Disease conference)とは、大阪大学免疫アレルギー内科および関連病院の専門医による研究会です。

2013年10月19日(土)15時〜17時、阪急ターミナルビル17階(梅田)阪急ターミナルスクエア17にて、研究会を開催します。免疫アレルギー・膠原病の専門医を目指す研修医や興味のある医学生の参加を歓迎します。大阪大学、学内外は問いません。事前に連絡頂くか、当日参加の場合は受付で、”在籍医療機関(または大学)、研修医(または学生)である”旨、お伝えください。特別講演、一般演題を予定しています。今回の講演は、「米国臨床研修に学ぶ」です。

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呼吸器内科・免疫アレルギー内科合同研修説明会のお知らせ【終了】

大阪大学免疫アレルギー内科、呼吸器内科、関連病院のグループでは、リウマチ専門医、アレルギー専門医、呼吸器専門医を目指す研修の説明会を合同で行います。当日は、初期研修、後期研修、研修後の勤務、大学院進学などについて、各病院の担当者が説明致します。医学部学生、研修・勤務先を検討している方の御参加をお待ちしています。参加費無料、当日参加OKです。

日時:2013年5月25日(土曜)、14時30分より
場所:うめきた・グランフロント大阪 ナレッジキャピタル タワーB10階

詳しくは、こちらへ


第48回OIDカンファレンスのお知らせ【終了】

OIDカンファレンス(Osaka Immunological Disease conference)とは、大阪大学免疫アレルギー内科および関連病院の専門医による研究会です。

2013年3月23日(土)15時〜17時、阪急ターミナルビル17階(梅田)阪急ターミナルスクエア17にて、研究会を開催します。免疫アレルギー・膠原病の専門医を目指す研修医や興味のある医学生の参加を歓迎します。大阪大学、学内外は問いません。事前に連絡頂くか、当日参加の場合は受付で、”在籍医療機関(または大学)、研修医(または学生)である”旨、お伝えください。特別講演、一般演題を予定しています。今回の講演は、次世代の抗リウマチ薬として期待されるJAK阻害薬についてです。

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第47回OIDカンファレンスのお知らせ【終了】

OIDカンファレンス(Osaka Immunological Disease conference)とは、大阪大学免疫アレルギー内科および関連病院の専門医による研究会です。

2012年10月13日(土)15時〜17時、阪急ターミナルビル17階(梅田)阪急ターミナルスクエア17にて、研究会を開催します。免疫アレルギーの専門医を目指す研修医や興味のある医学生の参加を歓迎します。大阪大学、学内外は問いません。事前に連絡頂くか、当日参加の場合は受付で、”在籍医療機関(または大学)、研修医(または学生)である”旨、お伝えください。特別講演、一般演題を予定しています。

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関節エコーセミナーを開催しました

さる2012年7月22日、リウマチにおける関節エコーの分野で、世界的なリーダーのおひとりであられるイタリアのグラシエ先生を阪大病院にお招きし、関節エコーに関するセミナーを聴講させて頂きました。はじめに関節エコーでなにを見ることができるのか、なにを判断できるのか、といった理論について講義して頂き、その後実際にエコーを用いた実習をして頂きました。


呼吸器内科・免疫アレルギー内科合同研修説明会のお知らせ【終了】

大阪大学呼吸器内科、免疫アレルギー内科、関連病院のグループでは、呼吸器専門医、リウマチ専門医、アレルギー専門医などを目指す研修の説明会を合同で行います。。当日は、初期研修、後期研修、研修後の勤務、大学院進学などについて、各病院の担当者が説明致します。医学部学生、研修・勤務先を検討している方の御参加をお待ちしています。参加費無料、当日参加OKです。

日時:2012年5月26日(土曜)、午後1時より
場所:ブリーゼプラザ(ブリーゼタワー8F:大阪梅田、ハービスプラザ南隣)

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第46回OIDカンファレンスのお知らせ【終了】

OIDカンファレンス(Osaka Immunological Disease conference)とは、大阪大学免疫アレルギー内科および関連病院の専門医による研究会です。OIDカンファレンスのページへ


当科・関連病院合同説明会2011【終了】

リウマチ膠原病やアレルギー疾患を専門とする専門医を目指す臨床研修の説明会を合同で行います。当日は、初期研修、後期研修、研修修了後の勤務やキャリアアップ、大学院進学などについて、各病院の担当者が説明致します。
2011/5/21(土)15時〜(懇親会17時〜)、ブリーゼプラザ(大阪梅田)、対象は、医学部学生(5・6回)、初期研修・後期研修中の研修医、勤務先を検討する研修修了した医師

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内科系科合同説明会2011【終了】

阪大病院内科系・関連病院内科の合同で、初期臨床研修の説明会を行います。あらゆる内科分野をカバーできる裾野の広い情報を得ることができます。
2011年3月5日(土)14時〜、大阪市弁天町市民学習センター、対象は2012年に初期研修開始する予定の者


第44回OIDカンファレンスのお知らせ【終了】

OIDカンファレンス(Osaka Immunological Disease conference)とは、大阪大学免疫アレルギー内科および関連病院の専門医による研究会です。

2011年2月5日(土)15時〜17時、阪急ターミナルビル17階(梅田)阪急ターミナルスクエア17にて、研究会を開催します。免疫アレルギーの専門医を目指す研修医や興味のある医学生の参加を歓迎します。大阪大学、学内外は問いません。事前に連絡頂くか、当日参加の場合は受付で、”在籍医療機関(または大学)、研修医(または学生)である”旨、お伝えください。特別講演、一般演題を予定しています。

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第43回OIDカンファレンスのお知らせ【終了】

OIDカンファレンス(Osaka Immunological Disease conference)とは、大阪大学免疫アレルギー内科および関連病院の専門医による研究会です。

2010年9月11日(土)15時〜17時、阪急ターミナルビル17階(梅田)の阪急ターミナルスクエア17にて、研究会を開催します。免疫アレルギーの専門医を目指す研修医や同分野に興味のある医学生の参加を歓迎します。大阪大学、学内外は問いません。事前にメールでご連絡頂くか、当日参加の場合は受付で、”在籍医療機関(または大学)、研修医(または学生)である”旨、お伝えください。特別講演、一般演題を予定しています。

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大阪大学免疫アレルギー内科、関連病院合同(OIDカンファレンス):臨床研修説明会2010【終了しました】

大阪大学免疫アレルギー内科、関連病院のグループでは、リウマチ膠原病やアレルギー疾患を専門とする専門医を目指す臨床研修の説明会を合同で行います。当日は、初期研修、後期研修、研修後の勤務、大学院進学などについて、各病院の担当者が説明致します。医学部学生、研修・勤務先を検討している方の御参加をお待ちしています。

日時:2010年5月29日(土曜)、午後3時より
場所:ブリーゼプラザ(ブリーゼタワー8F:大阪梅田、ハービスプラザ南隣)
    説明会(803号室)午後3時〜5時
    懇親会(801号室)午後5時〜
合同説明会の案内


第42回OIDカンファレンスのお知らせ【終了しました】

OIDカンファレンス(Osaka Immunological Disease conference)とは、大阪大学免疫アレルギー内科および関連病院の専門医による研究会です。

2010年3月13日(土)15時〜17時、阪急ターミナルビル17階(梅田)の阪急ターミナルスクエア17にて、研究会を開催します。免疫アレルギーの専門医を目指す研修医や同分野に興味のある医学生の参加を歓迎します。大阪大学、学内外は問いません。事前にメールでご連絡頂くか、当日参加の場合は受付で、”在籍医療機関(または大学)、研修医(または学生)である”旨、お伝えください。特別講演、一般演題を予定しています。

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第41回OIDカンファレンスのお知らせ【終了】

OIDカンファレンス(Osaka Immunological Disease conference)とは、大阪大学免疫アレルギー内科および関連病院の専門医による研究会です。

2009年9月12日(土)15時〜17時、阪急ターミナルビル17階(梅田)の阪急ターミナルスクエア17にて、研究会を開催します。免疫アレルギーの専門医を目指す研修医や同分野に興味のある医学生の参加を歓迎します。大阪大学、学内外は問いません。事前にメールでご連絡頂くか、当日参加の場合は受付で、”在籍医療機関(または大学)、研修医(または学生)である”旨、お伝えください。特別講演、一般演題を予定しています。

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臨床研修医(専攻医)を募集しています

当科および関連病院にて、膠原病、リウマチ、アレルギーの専門医を目指し、初期研修、後期研修(専攻医制度)を希望される方は、当科または関連病院の担当者に連絡をお願い致します(連絡は随時受け付けています)。阪大以外の病院を検討されている方には、当科でも相談に応じます。

参考:【専攻医について:卒後臨床研修センター】

これからの免疫疾患の診療を、ぜひ一緒に発展させていきましょう!


大阪大学免疫アレルギー内科・関連病院合同説明会2009のお知らせ【終了しました】

2009年5月30日(土)15時〜17時(17時より懇親会)、大阪大学免疫アレルギー内科・関連病院合同研修説明会を開催します。


OIDカンファレンスのお知らせ【終了】

OIDカンファレンス(Osaka Immunological Disease conference)とは、大阪大学免疫アレルギー内科および関連病院の専門医による研究会です。
 2009年3月28日(土)15時〜17時、阪急ターミナルビル17階(梅田)の阪急ターミナルスクエア17にて、研究会を開催します。免疫アレルギーの専門医を目指す研修医や同分野に興味のある医学生の参加を歓迎します。大阪大学、学内外は問いません。事前にメールでご連絡頂くか、当日参加の場合は受付で、”在籍医療機関(または大学)、研修医(または学生)である”旨、お伝えください。一般演題3題と特別講演を予定しています。


阪大病院内科系科、合同説明会のお知らせ【終了】

2009年2月28日(土)、阪大病院内科系科および阪大病院と関係の深い臨床研修病院(阪大病院内科系科教育連携施設)は、臨床研修の合同説明会を開催します。

免疫学と臨床

免疫とは、「疫病を免れる」という意味で、自己と非自己を識別し病原微生物などの有害な非自己を排除する生体防御機構です。アレルギーの語源は、ギリシャ語のallos(異なった)+ergon(活動) に由来し「異なった反応」という意味です。私達、免疫アレルギー内科は、免疫システムが不適切な、あるいは過剰な反応を呈する疾患を扱います。対象疾患には、自己組織に対する攻撃(関節リウマチ、古典的膠原病などの自己免疫疾患)、非自己成分に対する過剰反応(気管支喘息などのアレルギー疾患)、免疫機構の低下(免疫不全症)、などが含まれます。

リウマチ性疾患は、生涯に女性8%、男性5% が罹患すると言われています。また、我が国では人口の約30%が何らかのアレルギー疾患を有すると言われています。免疫疾患によって障害される臓器は、肺、血液、腎臓、関節、皮膚、筋肉など多岐にわたります。常に多臓器に注意を払い、問診、診察、血液検査、画像検査、治療経過において「全身をしっかり診る」ことを意識し診療していくためには、一般内科医としての基礎的な診療能力が重要です。また、生体防御機構である免疫と感染症は表裏一体であり、感染症に関しても知識と診療能力が必要となります。

当科における専門医の育成は、一般内科医としての研修を行いつつ次第に専門性を高めた研修に重点を移していくシステムです。大阪大学附属病院に加えて大阪府内を中心とした関連病院にて、さまざまな診療状況を体験し、1〜2年ごとに病院を変えて研修を進めます。内科認定医、日本リウマチ学会専門医、日本アレルギー学会専門医を取得し、標準的な診療を行えるようになることを目標とします。臨床免疫学、基礎免疫学、感染症に明るくなり、免疫制御を行う生物学的製剤(抗体医薬)治療を先導します。免疫学の専門的立場に立脚した広い視野を持つ臨床医を目指します。他の領域の研修を受けられた後、免疫内科専門医コースに移ることも可能です。専門医ではなく、免疫疾患を含む総合内科的な診療を行う能力を身につけることも可能です。

「近代免疫学の父」エドワード・ジェンナーによって発見された天然痘予防のための種痘法は、大阪の緒方洪庵が主催する適塾に除痘館として引き継がれ、適塾は当時のワクチンセンターの役割を担っていました。適塾は日本における近代免疫学発祥の地ともいえます。適塾は大阪大学の源流です。20世紀から21世紀にかけて、大阪大学ではサイトカインとその受容体の発見、免疫担当細胞の分化制御機構、微生物に対する初期応答機構、新しい免疫制御分子群など免疫活性化の仕組みが分子生物学の手法を用いて精力的に研究されてきました。大阪大学の免疫学研究は世界の主要研究機関中第1位(Thomson Reuters Essential Science Indicators、2010)の評価を受けました。

こうした成果を、臨床現場に導入することが当科の役割でもあります。例えば、大阪大学のIL-6研究から生まれた国産初の抗体医薬である抗IL-6受容体抗体(トシリズマブ)は、当科において世界に先駆けて臨床導入が開始されました。現在は世界約100カ国に広まり、関節リウマチなどの炎症性疾患を劇的に改善させています。数年間医師として診療に携わっていると、現在の標準的医療では十分に満足する結果が得られない病態に直面することがあります。なぜこうした病態が生じるのかと疑問を抱いた時、解決する糸口となるのが研究です。新しい領域を開拓する研究者に憧れを抱いたことのある医師には、是非、研究に挑戦して頂きたいと思います。大阪大学の免疫内科の大学院、当科OBが主催する大阪大学の各免疫学教室の大学院への進学を紹介します。

免疫内科
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