漢方を基礎から身につけたい方、漢方をより深く学びたい方、漢方専門医を目指す方々のための勉強会です。
大阪漢方医学振興財団附属診療所において基本的に第4金曜日19時より行っています。
現在、勉強会等への申し込みにつきましては、調整を進めており、詳細が決まりましたら、改めて、当ページやFacebook等で順次ご案内いたします。
この勉強会は、大阪漢方医学振興財団の理事長 中本かよ が、単なるノウハウではなく、漢方の本質的な部分を次世代に伝えたいという思いから始まり、その思いに賛同した大阪大学特任教授 萩原圭祐が加わり、附属診療所の一室からスタートしました。
積雪会という名前は、小林秀雄「道徳について」の中の一節、
「自信というものは、いわば雪の様に音もなく、幾時の間にか積った様なものでなければ駄目だ。そういう自信は、昔から言う様に、お臍の辺りに出来る、頭には出来ない。頭は、いつも疑っている方がよい。難かしい事だが、そういうのが一番健康で望ましい状態なのである。」
に由来します。附属診療所の廊下には、この一節がしたためられた書が飾られています。
漢方の勉強は、時に手ごたえがなく、自分がどこに向かっているのか確信が持てないこともあります。この勉強会に参加された方々が、くじけず漢方の勉強を続けていくうちに、静かに降り積もる雪のような自信を身につけてくれたらという願いがこめられています。