若手腎臓内科医のための臨床研究セミナー

若手腎臓内科医のための臨床研究セミナーホームページ

本研究会は大阪腎疾患研究会(OCKD)の会員限定です。会員でない方は参加できませんのでご了承下さい。

近年のevidence-based medicineの潮流に従って、ますます盛んになってきている臨床研究ですが、臨床医がその手法を学ぶ機会は限られています。本セミナーは、実際に慢性腎臓病患者さんを対象とした臨床研究を行う場合に必要となる最低限の実践的な知識を、若手腎臓内科の皆さんに身に着けて頂く事を目的としたセミナーです。5部構成のセミナーを年2回合計6回予定しています。

今後の開催予定は、こちらをご覧下さい。

第0部 Stata実習の復習

前回の第4部で学んだStataによる統計学的手法を題材にして、Stataの基本的な手法を学びます。自由参加ですので、初めて本セミナーに参加される方、およびStataに慣れていない方はぜひご参加下さい。

第1部 研究デザイン

臨床研究のエビデンスレベルは、研究デザインに大きく依存します。第1部では、代表的な研究デザインの利点と欠点を説明すると同時に、その欠点の主な克服法を学びます。

第2部 統計解析

臨床研究論文では、適切な統計学的手法を用いて暴露因子とアウトカムの関連性を検討しなければなりません。第2部では、代表的な統計学的手法の理論とその適応を説明します。

第3部 Stata実習

Stataは、拡張性に富む安価な統計パッケージとして近年人気を集めています。第3部では、第2部で学んだ統計学的手法を実際にStataで実行する方法を学びます。Stataの期間限定ライセンスを無料提供しますので、Stataを持っていない方も安心してご参加下さい。