About Us…

 

 

 

 

我々は脳波や脳磁図などの脳信号に人工知能の技術を適用することで新しい診断・治療法を開発しています。

これまでに、脳波・脳磁図を用いたBrain-Machine Interface (BMI)を研究し、念じるだけで動くロボットを開発しました。さらに、開発したBMIを、筋萎縮性側索硬化症などの神経難病により重度の麻痺がある患者さんに適用し、意思伝達補助や運動機能再建を行うことを目指しています。

さらに、このロボットを使うことで、人の脳に可塑的な変化を誘導し、幻肢痛と呼ばれる難治性の痛みをコントロールすることにも成功しました。また、脳信号を人工知能で読み解く技術を使うことで、様々な精神神経疾患の診断方法を開発しています。我々は、情報や工学、神経科学など様々な分野の研究者と共同で新しい技術を開発し、これを臨床応用することで、新しい医療を作ることを目指しています。

現在、下記の3つのテーマに取り組んでいます。

1. 皮質脳波・脳磁図を用いたBMIの開発と臨床応用

2. BMI neurofeedbackを用いた精神神経疾患の病態解明  と新しい治療法の開発

3. 精神神経疾患の脳波・脳磁図による診断技術の開発

数理の手法を使って新しい医療を作ることに興味のある方は是非ご連絡ください。

グラントサポート(謝辞)

我々の研究は、JST, AMED, 科研費、いくつもの研究財団による研究助成により行われています。